今月のサマリー
- 目標:1億円を貯めてFIRE(現在6年目)
- 今月の新規買付:950万円(過去最高額)
- 金融資産の総額:3,460万円(1億円まで残り6,540万円 )
- 資産推移:前月比「+8.8%」, 計測開始来(8ヶ月前)比「+35.5%」
- 1億円達成まで(見込み):9年5ヶ月
こんにちは、モリタです。
FIREを本気で目指すサラリーマン夫婦(子ども1人)の家計簿と投資実績を月次でまとめて公開しています。
1億円という目標を立ててから6年目に入りましたが、目標達成までの過程をより明確に捉えてやる気をアップするために、昨年7月からこちらのブログで実績を公開しています。
今月から5年以上続けていた「ドルコスト平均法」から「一括投資」へと投資戦略を変更しています。
それでは、2021年3月分の投資実績についてみていきましょう。
モリタ家の資産目標は1億円貯めてFIRE
わが家の投資の目標は、「15年で1億円の金融資産を形成してFIRE(早期退職)」することです。
なんとなく25年という目標で始めましたが、倹約と積極的な投資を重ねることにより「15年でいける!」という試算になり上方修正しました。
【前提】モリタ家の基礎情報
最初にモリタ家の基礎情報です。
わが家の基礎情報 | |
家族構成 | 3人家族(夫・妻とも30代半ば、娘は2歳の保育園児) |
仕事 | 夫・妻ともフルタイムの会社員 |
世帯年収 | 約1300万 |
住んでいるところ・住居 | 福岡市内の3LDK賃貸(東京からの移住2年目) |
車 | なし |
目標「1億円」までの道のり
15年間で1億円の資産を形成するために、「毎月約40万円の積立を・複利5%で運用」という計画で資産運用をしています。
40万円は大変な金額ですが、なんとか捻出できるように仕事と家計のコントロールを頑張っています。
わが家の1億円までの投資プラン
- 15年間コツコツと
- 毎月40万円を積立
- リターン5%で再投資
もちろん目標は1日も早く達成したいと思っていますので、この基本戦略とは別に、「①米国株グロース投資」、「②転職や独立による収入アップ」、「③副業」といった、「1億円達成を前倒しするための3本の矢」も放っています。
1億円FIREまでの投資シュミレーション
投資のポートフォリオは米国・先進国・全世界株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンを積極的な「5%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより現実的に目標を達成できるラインで設定しました。
働いているうちはリスクを積極的に取って責めの投資をしていきます。
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2021年3月のマーケットニュースと投資実績
2021年3月のマーケットニュースと投資実績を振り返ります。
東日本大地震から10年が経ちました。もう10年も前になるのですね。風化させないように私たちも今できる対策をして備えていきたいと思います。
東京オリンピック&パラリンピックは、ついに海外客の受け入れを断念することが正式に決まりました。
開催国の大きな収入源である、チケット販売による外貨獲得は遂に叶いませんでした。
そんな暗いムードの中で今月から聖火リレーが始まっています。
コロナウイルス拡大懸念から、聖火リレーのやり方に対する批判が集まり、無観客へ変更するなど、相変わらず対策が後手後手となっています。
2021年3月のマーケット情報〜仮想通貨が熱い〜
2021年のマーケットは引き続き続伸です。
まだ3月ですが、TOPIXは年初来+9.1%、日経平均ならびにS&P500は+7.4%と物凄い勢いで上昇しています。
日銀のETF購入は4月からTOPIX型に一本化するという発表があり、特にTOPIXが大きく上がりました。さて日銀に買い支えられてきた日経平均の今後に注目です。
仮想通貨は相変わらず飛ぶ鳥を落とす勢いですね。ビットコインは年初来+116%。わずか3ヶ月で2倍になりました。
仮想通貨を買っていた人はおめでとうございます!
マーケット情報(2021年3月末 時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 29,178 | +0.7% | +7.4% |
TOPIX | 1,954 | +4.8% | +9.1% |
S&P500 | 3,972 | +4.2% | +7.4% |
FTSE100 | 6,713 | +3.6% | +2.2% |
USD/JPY | 110.70 | +3.9% | +7.3% |
EUR/JPY | 129.83 | +0.9% | +3.7% |
ビットコイン | 6,508,304 | +35.0% | +116.2% |
金(1トロイオンス) | 1,713 | -0.9% | -9.9% |
今月の新規買付:945万円
今月の新規買付対象:945万円
- 投資信託(インデックスファンド):「933万円」スポット購入※NISA枠も利用
- 自社株(ストックオプション):「5,750円」定期買付
- 確定拠出年金:「3万5,000円」定期買付
- ジュニアNISA:「6万6,000円」定期買付
モリタ家は今月からドルコスト平均法を辞め、一括投資へと投資の方針を大きく変更しました。
一定額の現金を残して、他は全て投資に回しています。
それにしても945万円の投資はさすがに勇気が入りました。ちょっとした高級車が買えるお金ですからね。
どちらにしてもすぐに使わないお金なので、増えた減ったに一喜一憂しないよう続けていきます。
積極的な投資ができる理由は?
- 生活防衛資金が十分に確保できている(生活費1年半以上)
- 家計の倹約(貯蓄率50%以上)
- 無借金(家・車など)
- 長期運用できる(子どもの大学入学まで15年以上ある)
買付スタイル:米国&全世界株インデックスファンドの定期積立
証券口座は家族全員「楽天証券」をメインで利用しています。
楽天証券にNISAを紐づけて、毎月インデックスファンドを購入しています。
また、楽天証券は楽天銀行と紐づけることにより(楽天マネーブリッジ)、銀行の金利が0.1%(既存メガバンクの100倍)になりますのでおすすめです。
モリタ家の投資における「節約」ポイント
- NISAを満額利用(夫婦で年間240万円・子ども80万円)
- 銀行金利0.1%(楽天マネーブリッジ)
- 毎月5万円までのクレジットカード(楽天カード)購入(1%ポイント付与)
- 確定拠出年金を利用(節税)
楽天経済圏で自動的に利回り「+1%」(やらないと損)
楽天証券は毎月5万円まで楽天クレジットカードで購入することができます。
楽天クレジットカードで購入することにより、1%のポイント付与を受けることができるので、楽天ユーザなら絶対に利用したいサービスです。
資産運用において1%の確定した利回りは大きな数字です。まさにやらないと損。
証券口座は「楽天証券」、「SBI証券」、「マネックス証券」がおすすめ
株や投資信託の購入は手数料の安いネット証券が断然おすすめです。
「楽天証券」、「SBI証券」のいずれかを利用すれば間違いありません。米国株個別投資に興味がある人には、取扱銘柄の多い「マネックス証券」もおすすめです。
私は3つとも開設していますが、楽天証券をメインで利用しています。
管理画面が使いやすく、楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で0.1%の優遇金利が受けられることも、楽天証券を気に入っている理由のひとつです。
米国株を取引できる証券口座の比較
(2020年8月時点) | 証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
取引銘柄数 | 普通株・ADR・ETF | 3,400以上 | 3,600以上 | 3,600以上 |
手数料 | 約定代金の0.45%、最低5米ドル-最大20米ドル | |||
注文方法 | 注文方法 | 指値、成行 | 指値、成行、逆指値 | 指値、成行、逆指値 |
取引単位 | 1株(1口) | 1株(1口) | 1株(1口) | |
決済通貨 | 日本円、米ドル | 日本円、米ドル | 米ドルのみ | |
取引口座 | 一般口座 | ○ | ○ | ○ |
特定口座 | ○ | ○ | ○ | |
NISA口座 | ○ | ○ | ○ | |
取引時間 | 【通常】23:00 – 06:00 【サマータイム】22:30 – 05:00 |
資産運用の実績「ドルコスト平均法を辞め一括投資へ」
今月の運用資産の振り返りをしていきます。
前月比+300万円の衝撃
5年以上続けてきたドルコスト平均法を辞めて、今月から一括投資に戦略を変更しました。
コツコツと貯めていた1000万円の貯金は、投資信託を買い付けることにより多くが手元から消えました。
なかなか勇気のいることでしたが、相場が上昇したこともあって前月比+300万円も総資産が増えています。
なぜドルコスト平均法から一括投資へ戦略変更をしたのかは、別の記事でしっかりまとめたいと思います。
わが家の総資産(2021年3月時点)
資産分類 | 資産価値(円換算、1000円以下切り捨て) |
日本円貯金 | 698万円 |
投資信託 | 2,347万円 |
個別株 | 182万円 |
確定拠出年金 | 247万円 |
その他資産(外貨など) | 6万円 |
長期負債(住宅・カーローン) | 0円 |
短期負債(クレジットカード) | -19万円 |
資産合計 | 3,463万円 |
資産と負債のグラフ(2021年3月末時点)
2021年3月の家計実績【貯蓄率63.1%】
今月のわが家の家計は貯蓄率63.1%でした。
引き続き年度末でプロジェクトが佳境となっており残業が多くなっています。もう少し仕事の時間を減らしたいですね。。
モリタ家の目標貯蓄率は50%です。引き続き倹約を心がけていきます。
2021年3月の家計の貯蓄率
貯蓄率の推移
2021年3月の家計内訳
貯蓄率アップをするためには家計の把握が重要です。把握するだけでも効果が十分にあります。
家計簿をまとめる方法や、固定費を下げるために工夫していることを、毎月の家計簿記事でまとめていますので合わせて参考にしてください。
【関連記事】2021年3月モリタ家の家計簿
資産推移「前月比+8.8%、下半期+35.5%」
3,000万円以上の資産があると、相場の勢いに乗って急速に増える力を感じます。
前月から300万円以上(前月比+8.8%)のお金が保有している資産によって増えました。
目標の1億円まではまだ道半ばです。一喜一憂せずに今の戦略を続けていきます。
純金融資産の推移(2021年3月時点)
資産増加の推移(2021年3月時点)
資産ポートフォリオ「現金が全体の20%」
今月は945万円新規買付をしたこともあり、現金比率が先月の「46%」から「20%」まで下がりました。
株などの資産が膨らむほど現金の割合は減っていきます。
生活防衛資金は十分に持っていますし、働いていれば家計がプラスにできる自信があるので不安はありません。
目標「金融資産1億円」に向けた今後の展望
目標としている資産1億円まで、今後の展望についてまとめます。
1億円の目標までの残り金額:6,540万円
目標の1億円まで残り約6,540万円となりました。
集計を始めた7月からみれば「+35.5%」と900万円以上の資産が順調に増えています。
9ヶ月で900万円も増えていると思うと凄い勢いですね。自信に繋がります。
引き続き、「(収入ー支出)+(資産の運用利回り)」という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
純金融資産と貯蓄率の推移
「1億円」達成までの期間〜残り8年6ヶ月〜
毎月40万円の積立をしていますので、このペースでいけば残り8年6ヶ月で目標の1億円を達成できる見込みです。
10年を切るといよいよFIREが見えてきた感じがします。
ただ8年もあればきっといろいろなことがあるので、このシミュレーションはあくまで参考程度に考えています。
仕事もプライベートも楽しみながら無理せず続けていきます。
「1億円」達成までの残り期間
※運用利回りは株式の投資信託を中心に投資していますので、積極的な5%で計算しています
備考:計算に使用している数字
- 初期投資額 = 現時点でのリスク金融資産の合計(投資信託・個別株など)
- 目標の資産額 = 1億円から日本円貯金を引いた金額
- 毎月の積立金 = 毎月定期購入しているリスク資産の合計
投資金(種銭)を確保
投資にまわすお金(種銭)をなかなか確保できないご家庭も多いと思いますが、わが家では徹底した固定費のカットにより家計を抑える努力をしています。
家賃の見直し、格安SIM、電力自由化、不要な保険の解約、車の売却など、不要なコストは徹底的に見直しています。
わが家のリアルな家計簿と固定費カットのために行ったことを家計簿カテゴリーで公開していますので、合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
【関連記事】【共働き3人家族の家計大公開!】2021年3月モリタ家の家計簿
2021年3月の投資実績を振り返って
今月から長年続けてきた「ドルコスト平均法」から「一括投資」へと投資戦略を変更しました。
戦略変更に伴い900万円以上の新規購入をしたときは内心ドキドキしましたが、とりあえず買った直後の暴落はしなくてよかったです。
といっても長期投資を前提としているので暴落しても気にしないようにしようとは思って買ったので暴落OKなのですが、、いざ直後に起きたら悲しいですからね。。
もちろん投資の戦略については妻と話し合いをして決めました。
お金のことを普段から話しているので、前向きな議論ができてよかったです。
自分たちの選択を信じて今後も「目指せ1億円」で頑張っていきます。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!