FIREを本気で目指す30代会社員夫婦の資産運用実績を月次で公開しています。
2月はロシアによるウクライナ軍事侵攻が開始されました。多数の子どもたちを含む民間人が犠牲になっているというニュースをみて心を痛めいています。
1日でも早く平和な日が戻るよう願っています。
株価は上下を繰り返しながら、下落する展開となりました。それでは今月も振り返っていきましょう。
今月のサマリー
- 目標:1億円を貯めてFIRE(現在6年目)
- 今月の新規買付:90万円
- 金融資産の総額:4,200万円(1億円まで残り5,800万円 )
- 資産推移:前月比「-1.3 %」, 昨年同期比「+22.0%」
- 1億円達成まで(見込み):7年3ヶ月
【30代・4人家族】目標は1億円貯めてFIRE
最初にモリタ家の基礎情報です。子育てに奔走している普通の30代会社員夫婦です。
2人ともIT企業でフルタイム勤務しています。夫は半年間の育休から職場復帰し、妻は3月まで育休取得中です。
モリタ家の基礎情報 | |
家族構成 | 4人家族(夫・妻とも30代半ば、3歳の娘と0歳の息子) |
仕事 | フルタイムの共働き会社員 |
現在の仕事状況 | 育休取得中(妻) |
世帯年収 | 約1500万 |
住居 | 福岡市内の3LDK賃貸(東京からの移住3年目) |
車 | なし |
目標「資産1億円FIRE」までの道のり
モリタ家の投資の目標は、「15年で1億円の金融資産を形成してFIRE」することです。
15年間で1億円の資産を形成するために、「毎月約40万円の積立を・複利5%で運用」という計画で資産運用をしています。
40万円は大変な金額ですが、捻出できるようにキャリアアップと家計のコントロールをしています。
1億円までの投資プラン
- 15年間
- 毎月40万円積立
- リターン5%
投資のポートフォリオは米国・先進国・全世界株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンを積極的な「5%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより現実的に目標を達成できるラインで設定しました。株式が大半を占める攻めのポートフォリオですが、会社員で安定した収入が見込めるため積極的にリスクを取っていきます。
投資目標
2022年2月のマーケットニュースと投資実績
2月のマーケットニュースとモリタ家の投資実績を見ていきましょう。
2022年2月のマーケット情報
2月の主要国の株式市場は、上下を繰り返しながら、投資家のリスク回避から軟調な展開となりました。
アメリカではFRBが金融政策の引き締めを前倒しで進めるとの見方が一段と強まり、米長期金利が大きく上昇したことやロシアのウクライナ軍事侵攻により下落しました。欧州市場も、欧州中央銀行の金融政策正常化が前倒される見通しなことやウクライナ情勢の悪化により、下落しました。
日本市場は新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大による先行きの景気不透明感やロシアのウクライナ軍事侵攻による懸念から下落しました。
マーケット情報(2022年2月末 時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 26,527 | -1.8% | -9.5% |
TOPIX | 1,887 | -0.5% | -7.1% |
S&P500 | 4,373 | -3.1% | -8.8% |
FTSE100 | 7,458 | -0.1% | -0.6% |
USD/JPY | 115.0 | -0.1% | -0.3% |
EUR/JPY | 129.0 | -0.2% | -0.9% |
ビットコイン | 4,971,301 | 12.2% | -9.5% |
金(1トロイオンス) | 1,901 | 5.8% | 5.5% |
今月の新規買付:90万円
今月の新規買付対象:90万円
- 投資信託(インデックスファンド):「35円」※NISA枠、ジュニアNISA枠、クレカ積立利用
- スポット購入(インデックスファンド等):「55万円」
今月は一般NISA枠、ジュニアNISA枠、クレカ積立を利用を中心としたインデックスファンドの定期自動買付に加えて、スポット購入もしています。
夫婦で育休を取得したため多めに持っていた現金で追加購入を行いました。
積極的な投資ができる理由は?
- 生活防衛資金が十分に確保できている(生活費1年以上)
- 家計の倹約(貯蓄率50%)
- 無借金(家・車など)
- 長期運用できる(子どもの大学入学まで15年以上)
資産運用の実績
今月は軟調なマーケットの展開の影響を受け、前月に比べ約100万のマイナスでした。
ここ数ヶ月、4200万〜4400万くらいの間をうろうろしています。
資産と負債のグラフ(2022年2月末時点)
純金融資産の推移(2022年2月時点)
資産推移「前月比-1.3%、昨年比+22.0%」
資産増加の推移(2022年2月時点)
資産ポートフォリオ
ポートフォリオは昨年、一括投資戦略に変更してから大きな変化はありません。
妻も職場復帰のめどが立ったため、夫婦で育休取得のため多めに持っていた現金で少しずつ追加購入しています。
資産ポートフォリオ(2022年2月末時点)
【投資商品の主な構成】
- 米国株(S&P500・全米)インデックスファンド
- 全世界株インデックスファンド
- 日本株(日経225・TOPIX)インデックスファンド
- 米国個別株
- その他(REIT・アクティブファンド・米ドルなど)
投資リターン公開
投資リターンは+18.3 %で、金額にすると約500万円。先月から2%ほど、額にして約30万の減少です。
運用額が増えてきたので株価が下がれば大きく資産を減らすこともあります。
株価は自分ではコントロールできないものなので、一喜一憂せず、入金力アップなど「自分でコントロールできること」に注力します。
資産内訳
- 投資信託・個別株・外貨など
- 確定拠出年金やストックオプションは別で管理しているため含んでいない
FIREに重要な「貯蓄率」
インデックス投資で資産を増やすために1番重視しているポイントは「貯蓄率」です。
貯蓄率アップをするためには家計の把握が重要です。よくわからない出費がある方はまず家計を把握するだけでも十分に効果がありますよ。
家計簿をまとめる方法や、固定費を下げるために工夫していることなどを、毎月の家計簿記事でまとめていますので合わせて参考にしていただけるとうれしいです。
▶︎▶︎▶︎【関連記事】モリタ家の家計簿公開(カテゴリ)
FIREの重要指標【貯蓄率】
今回、育休期間の貯蓄率も集計してデータ化しました。
今月は育休のため収入が少なかったことに加え、帰省などで特別支出が多くなったこともあり、貯蓄率はマイナスになりました。
ただ、育休にそなえて現金を多めに持っておく対策を取っていたため、収支がマイナスの月も継続して積立投資を続けています。
2022年2月の家計の貯蓄率
貯蓄率の推移
収入と支出の推移
目標「1億円でFIRE」に向けた今後の展望
目標としている資産1億円まで、今後の展望についてまとめます。
1億円の目標までの残り金額:5,800万円
目標の1億円まで残り約5,800万円となっています。
主な資産を株式に投資しているため、ここ2ヶ月のようにマーケット状況によっては大きく資産を減らすこともあります。
が、長期的に資産を増やしていくことを目標としているので、通過点に過ぎません。
引き続き、「(収入ー支出)+(資産額×運用利回り)」という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
純金融資産と貯蓄率の推移
※育休中の家計収支はプロットしていません
【グラフ備考】
- 家計収支 = 収入 ー 支出
- 純金融資産= 金融資産の合計額 ー 負債
FIREメーター「7年3ヶ月」
目標の1億円まで残り7年3ヶ月で達成の見込みとなっています。先月とまったく変わっていません。
ここ数ヶ月はほとんど変わらず残り7年くらいのところをうろうろしています。
「1億円」達成までの残り期間
シミュレーションに使用している数字
- 初期投資額 = 現時点でのリスク金融資産の合計(投資信託・個別株など)
- 目標の資産額 = 1億円から日本円貯金を引いた金額
- 毎月の積立金 = 40万円
2022年2月の投資実績を振り返って
今月も市場の乱高下の展開をうけ、最終的には総資産も減少する結果となりました。投資額が大きくなり、影響も数百万単位になってきましたがこの程度の減少はよくあることなので慣れていくしかありませんね。
株価は波があるものなので一時の上下に振り回されず、淡々と続けていきます。
毎月資産の増減はあるものの新たに書くことが特にない・・・(笑)でもそれがインデックス投資のいいところですよね。
最後まで読んでくださりありがとうございました!