この記事を読むとわかること
- 共働き4人家族の家計簿
- 支出適正化の考え方と実践のポイント
2020年7月より、毎月家計簿を公開しています。
毎月のリアルな収入・支出に加えて、わが家で実践している家計見直し・支出適正化のポイントも紹介しています。
わが家の家計管理ポリシー
- 無理に支出を削らない
- 生活の満足度を落とさない
- 「いま」を楽しむことを忘れない
「支出を絞る」ことと「生活の満足度を落とさない」ことは両立します。
自分たちにとって「お金を払う価値を感じること」と「お金を払う価値を感じないこと」を見極め、「価値を感じること」には積極的に支出しています。
逆に、他の人がお金をかけていたとしても、自分たちにとって「価値を感じないこと」であれば支出しません。
倹約の対象は、主に固定費です。
家賃、水道光熱費、通信費、保険代、車代などを徹底して見直しています。
すこし手間がかかっても一度契約を見直してしまえば、毎月労力をかけなくても固定費が安く抑えられます。
モリタ家の基礎情報
わたしたち家族の基礎情報です。
4月に息子が誕生し夫婦で長期育休を取得していましたが、夫が一足先に職場復帰しました。
わが家の基礎情報 | |
家族構成 | 4人家族(夫・妻とも30代半ば、娘3歳(保育園児)、息子0歳) |
資産総額 | 4200万(2022年2月末時点) |
仕事 | 夫・妻ともフルタイムの会社員(妻は育休中) |
世帯年収 | 約1500万 |
住んでいるところ | 福岡市内(東京から移住3年目) |
住居 | 3LDK賃貸(家賃補助あり) |
車 | なし |
保険 | 火災保険(個人賠償特約付帯) |
今月の収支と貯蓄率
余剰資金については、積極的に投資に回しています。
資産総額と投資実績については、2月の投資実績で公開しています。
夫婦同時育休中の貯蓄率を公開!
わたしたちが最も重視している指標は貯蓄率です。毎月の貯蓄率の目標は50%に設定しています。
2021年は4月から10月まで夫婦同時育休を取得していました。(妻は2021年4月から2022年4月中旬まで産休・育休取得中)
その期間を含めた貯蓄率を公開しています。
育児休業給付金(以下、育休手当)は隔月で2ヶ月分ずつ支給されるため、収入がどうしても一定しません。
毎月の貯蓄率は気にせず、長期でみて目標をキープできていればOKだと考えています。
ペア育休取得にあたって、わが家で意識していたことは以下の2つです。
育休中のお金の方針
- 収入減にそなえ、現金を多めに準備
- 普段どおりにお金をつかう
基本方針として余剰資金は投資にまわすことにしていますが、育休中は現金を通常より多めに確保しました。
また、普段どおりにお金をつかうことを意識しました。
実際、育休期間中にも何度か近場への旅行なども楽しんでいます。(もちろん感染症予防や子どもの体力に配慮したうえで、です!)
今月の家計簿 サマリ
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モリタ家の予算管理方法
わが家では細かい予算管理はしていません。
予算種別としては大きく3つに分類しています。
分類 | 管理単位 | 費目(例) |
基礎生活費 | 月 | 住居費、水道光熱費、通信費、食費、日用雑貨、子ども関連費、自己投資 など |
年 | サブスク年間費、家電買い換え費用 など | |
ゆとり費 | 年 | 趣味・娯楽費(外食やコーヒー代含む)、帰省費用 など |
収入:314,235円
わが家の主な収入は、給与収入です。
給与収入(手取り):314,235円
夫の給与収入です。
その他の収入:0円
その他の収入は0円でした。副業収入は含んでいません。
支出①:固定費 148,015円(32%)
今月の固定費の合計は支出全体の32%でした。
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住居費関連:37,700円(4%)
わが家の住居費
- 家賃・共益費:会社からの家賃補助あり
- 町内会費
転勤扱いで福岡に引っ越したため、会社から家賃補助が支給されており、残りの金額を自己負担しています。
水道光熱費:38,865円(8%)
わが家の水道光熱費
- 水道代:1ヶ月おきの請求(今月は支払月)
- 電気:あしたでんき
- ガス:西部ガス
水道光熱費は、水道料金が2ヶ月に1度の請求のため、グラフがジグザグで推移しています。
クレジットカード払いにしているので、請求は1ヶ月遅れです。
1日家におり、赤ちゃんがいるため寝るときもエアコンを稼働しています。寒かったので電気代がだいぶかかりました。
わが家の「水道光熱費」削減ポイント
- 「あしたでんき」を利用しています
通信費・ネット経費:8,480円(2%)
わが家の通信費とネット経費
- 固定回線:NURO光
- 格安SIM:スマホ2台
夫婦ともテレワーク中心の働き方のため、固定回線を契約しています。
スマホはUQモバイルの格安SIM2台です。
使い方を考え、現時点では変更なしでよいと判断しています。
わが家の「通信費・ネット経費」削減ポイント
- 格安SIMの利用:UQモバイル(妻は家族割引を利用)
- サーバ:ConoHa WING を利用(ドメイン代込みで月額880円/一括支払済)
保育料:62,900円(14%)
わが家の保育料
- 保育園の保育料
娘が保育園の2歳児クラスに通っているので、市に保育料を納めています。
4月から娘が3歳(年少)クラスになり無償化対象です。あらたに息子が0歳クラスに入園予定ですが、市の政策により第二子で半額です。
さらに、ペア育休で昨年の給与収入が少なかったのでベースとなる保育料も安くなる見込みです。
保育料については、もう少しで峠を超えます。
家計の見直しは固定費から!
固定費は見直してしまえば何もしなくても削減の効果が持続します。
契約の変更が必要になることもあり、見直しには手間がかかりますが、やる価値は大きいです。
また、変動費に比べて、削減しても満足度が下がりにくいのもポイントです。
固定費 削減ポイント
- 不要な保険は解約
- 車は所持せずレンタカーとタクシーを活用
保険は、生活防衛資金が確保できたので3年前に不要なものはすべて解約しました。
現在は、火災保険と個人賠償責任保険特約のみ加入しています。(転勤扱いのため会社負担)
▶▶▶関連記事:車を手放してわかったメリット・デメリット【維持費を貯蓄へ回し家計改善】
▶▶▶関連記事:【家計改善の具体例】1年で1000万円以上貯め30代でアッパーマス層になった方法を公開
支出②:変動費 313,973円(68%)
今月の変動費の合計は支出全体の68%でした。
食費:87,864円(19%)
今月の食費
- 近所のスーパー
- コープの宅配サービス
- Oisix(ミールキット、牛乳とか飲み放題、その他)
食費は外食費をのぞいた金額です。平均的な家庭よりもお金をかけている自覚があります。
が、この2ヶ月やや金額が下がっています。
大きな要因は、毎週頼んでいたオイシックスの頻度を下げていること。
ミールキットが便利で2年ほど使っていましたが、ホットクックとヘルシオ購入により半自動調理が可能になったので、ミールキット無しの夕食準備をお試ししています。
このあたりのことは別記事に詳細を書きたいと思います。
日用雑貨費:14,157円(3%)
今月の日用雑貨費
- Amazon定期おトク便
- ドラッグストア
日用品は基本的にAmazon定期おトク便で購入しています。
足りないものを、ネットスーパーや近所の薬局で購入します。
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医療・美容・被服費:4,634円(1%)
今月の医療・美容・被服費
- 病院受診
- クリーニング利用
子ども関連費:67,949円(15%)
今月の子ども関連費
- 音楽教室の月謝(娘)
- 保育園用品の購入
- おむつ・ミルクなどの日用雑貨
今月は入園・進級準備のため、保育園から指定された物品の購入や会費の支払いがありました。2人分で計4万円ほどです。
必要なものなので仕方ないとはいえ、こうしてみると結構な金額ですね。
そのほかにおむつやミルク、外出用の離乳食のお弁当などを購入しました。
わが家の「子ども関連(雑貨)費」削減ポイント
- ベビー雑貨(おむつ・おしり拭き・ミルク)はAmazon定期おトク便が最安
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自己投資:6,270円(1%)
今月の自己投資
- 書籍
- オンラインヨガクラス受講
毎月のオンラインヨガクラス受講にくわえ、書籍を購入しています。
趣味・娯楽費:102,805円(22%)
今月の趣味・娯楽費
- 帰省
- 新幹線乗車券
- 外食費
- コービー
外食やコーヒー代は趣味娯楽費に計上することにしています。
2月は帰省しており、関連して交通費などがかかりました。また、3月分の旅行の新幹線チケットを購入しています。
おこづかい:30,000円(6%)
ちょっとした交通費や細かい出費はおこづかいから出すことになっています。
特別支出:84円(0%)
今月の特別支出
- 切手購入
2022年2月の家計を振り返って
2月は育休のため収入が通常より少なかったことに加え、帰省や保育用品購入のため支出が多く、マイナスになりました。
ただ、そのために現金を多めに持つ対策をしており、帰省では遠方に住んでいてなかなか会えない両親と子どもたちが一緒に過ごす時間を取れたので満足しています。
お金を貯めることは、自分自身の価値観を理解し仕組み化すれば、ある程度までは誰にでもできることだと思います。
お金を上手に使うことはそれ以上にむずかしい、としみじみ感じています。