今月のサマリー
- 目標:1億円を貯めてFIRE(現在6年目)
- 今月の新規買付:190万円
- 金融資産の総額:3,180万円(1億円まで残り6,820万円 )
- 資産推移:前月比「+1.9%」, 計測開始来(7ヶ月前)比「+24.5%」
- 1億円達成まで(見込み):9年5ヶ月
こんにちは、モリタです。
FIREを本気で目指すサラリーマン夫婦(子ども1人)の家計簿と投資実績を月次でまとめて公開しています。
1億円という目標を立ててから6年目に入りましたが、目標達成までの過程をより明確に捉えてやる気をアップするために、昨年7月からこちらのブログで実績を公開しています。
それでは、2021年2月分の投資実績についてみていきましょう。
モリタ家の資産目標は1億円貯めてFIRE
わが家の投資の目標は、「15年で1億円の金融資産を形成してFIRE(早期退職)」することです。
当初はなんとなく25年という目標で始めましたが、倹約と積極的な投資を重ねることにより「15年でいける!」という試算になり上方修正しました。
【前提】モリタ家の基礎情報
最初にモリタ家の基礎情報です。
わが家の基礎情報 | |
家族構成 | 3人家族(夫・妻とも30代半ば、娘は2歳の保育園児) |
仕事 | 夫・妻ともフルタイムの会社員 |
世帯年収 | 約1300万 |
住んでいるところ・住居 | 福岡市内の3LDK賃貸(東京からの移住2年目) |
車 | 持ってません |
目標「1億円」までの道のり
15年間で1億円の資産を形成するために、「毎月約40万円の積立を・複利5%で運用」という計画で資産運用をしています。
40万円は大変な金額ですが、なんとか捻出できるように仕事と家計のコントロールを頑張っています。
わが家の1億円までの投資プラン
- 15年間コツコツと
- 毎月40万円を積立
- リターン5%で再投資
もちろん目標は1日も早く達成したいと思っていますので、この基本戦略とは別に、「①米国株グロース投資」、「②転職や独立による収入アップ」、「③副業」といった、「1億円達成を前倒しするための3本の矢」も放っています。
夫のモリタは複数回の転職により約500万円年収アップに成功しました。次なる目標は副業の成功です。
1億円FIREまでの投資シュミレーション
投資のポートフォリオは米国・先進国・全世界株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンを積極的な「5%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより確実に目標を達成できるラインで設定しました。
働いているうちはリスクを積極的に取って責めの投資をしていきます。
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2021年2月のマーケットニュースと投資実績
2021年2月のマーケットニュースと投資実績を振り返ります。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、政府は11都府県に7日まで発令中の緊急事態宣言を、栃木県を除く10都府県で3月7日まで延長することを決めました。まだまだコロナウイルスとの戦いは続きますね。
スマートフォン向けアプリ「COCOA(ココア)」のアンドロイド版について、厚生労働省は、昨年9月下旬から接触があっても通知が届かない状態だったと発表しました。
こちらもあとから発表されましたが、iPhone版のCOCOAも初期値に戻ってしまうバグがあり、政府・官公庁手動のIT施策がグダグダないつもの日本でした。
コロナウイルスのワクチン摂取が日本でも開始しました。まずは医療従事者、その次は高齢者という順番ですが、国民全体に行き渡るようになるにはまだ1年以上はかかるでしょうか。
オリンピックのボランティアに参加される方々には現実的に間に合いませんでしたね。
2021年2月のマーケット情報〜仮想通貨が熱い〜
マーケットを見ると、相変わらずの世界的な右肩上がり相場。
このブログでずっと指摘しているとおり、コロナウイルスが他の先進国に比較して落ち着いている日本は一際強い続伸をみせています。
今や日本は世界中の投資家から熱視線を浴びていて、今年が終わる頃には日本市場が独歩高、みたいな局面もみえてきました。
それ以上にビットコインを含む仮想通貨市場は加熱が止まりません。2017〜2018年バブルの最終局面で草コインが軒並み時価総額を上げていましたが、その時の状況に似てきましたね。
コインチェックやビットフライヤーで上場している仮想通貨の中から鉛筆を転がして出たものに投資していれば勝てる状況。
さてどこまで続くのか。
マーケット情報(2021年2月末 時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 28,966 | +4.7% | +6.7% |
TOPIX | 1,864 | +3.1% | +4.1% |
S&P500 | 3,811 | +2.6% | +3.0% |
FTSE100 | 6,483 | +1.2% | -1.3% |
USD/JPY | 106.58 | +1.8% | +3.3% |
EUR/JPY | 128.68 | +1.3% | +2.7% |
ビットコイン | 4,820,000 | +39.4% | +60.1% |
金(1トロイオンス) | 1,728 | -6.6% | -9.1% |
今月の新規買付:190万円
今月の新規買付対象:190万円
- 投資信託(インデックスファンド):「179万円」スポット購入※NISA枠も利用
- 自社株(ストックオプション):「5,750円」定期買付
- 確定拠出年金:「3万5,000円」定期買付
- ジュニアNISA:「6万6,000円」定期買付
モリタ家の投資は給与と賞与を合わせて毎月40万円を目標にしています。
今月は12月の賞与分などを追加で購入したことにより久しぶりの100万円オーバーとなる「190万円」を投資に回しました。
新車の軽自動車が買えるくらいでしょうか。
引き続き強気の投資を続けていきます。
積極的な投資ができる理由は?
- 生活防衛資金が十分に確保できている(生活費2年以上)
- 家計の倹約(貯蓄率50%以上)
- 無借金(家・車など)
- 長期運用できる(子どもの大学入学まで15年以上ある)
買付スタイル:米国&全世界株インデックスファンドの定期積立
証券口座は家族全員「楽天証券」をメインで利用しています。
楽天証券にNISAを紐づけて、毎月インデックスファンドを夫婦で20万円ずつドルコスト平均法で自動購入しています。
また、楽天証券は楽天銀行と紐づけることにより(楽天マネーブリッジ)、銀行の金利が0.1%(既存メガバンクの100倍)になりますのでおすすめです。
モリタ家の投資における「節約」ポイント
- NISAを満額利用(夫婦で年間240万円・子ども80万円)
- 銀行金利0.1%(楽天マネーブリッジ)
- 毎月5万円までのクレジットカード(楽天カード)購入(1%ポイント付与)
- 確定拠出年金を利用(節税)
楽天経済圏で自動的に利回り「+1%」(やらないと損)
楽天証券は毎月5万円まで楽天クレジットカードで購入することができます。
楽天クレジットカードで購入することにより、1%のポイント付与を受けることができるので、楽天ユーザなら絶対に利用したいサービスです。
資産運用において1%の確定した利回りは大きな数字です。まさにやらないと損。
証券口座は「楽天証券」、「SBI証券」、「マネックス証券」がおすすめ
株や投資信託の購入は手数料の安いネット証券が断然おすすめです。
「楽天証券」、「SBI証券」のいずれかを利用すれば間違いありません。米国株個別投資に興味がある人には、取扱銘柄の多い「マネックス証券」もおすすめです。
私は3つとも開設していますが、楽天証券をメインで利用しています。
管理画面が使いやすく、楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で0.1%の優遇金利が受けられることも、楽天証券を気に入っている理由のひとつです。
米国株を取引できる証券口座の比較
(2020年8月時点) | 証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
取引銘柄数 | 普通株・ADR・ETF | 3,400以上 | 3,600以上 | 3,600以上 |
手数料 | 約定代金の0.45%、最低5米ドル-最大20米ドル | |||
注文方法 | 注文方法 | 指値、成行 | 指値、成行、逆指値 | 指値、成行、逆指値 |
取引単位 | 1株(1口) | 1株(1口) | 1株(1口) | |
決済通貨 | 日本円、米ドル | 日本円、米ドル | 米ドルのみ | |
取引口座 | 一般口座 | ○ | ○ | ○ |
特定口座 | ○ | ○ | ○ | |
NISA口座 | ○ | ○ | ○ | |
取引時間 | 【通常】23:00 – 06:00 【サマータイム】22:30 – 05:00 |
資産運用の実績「運用額3000万円を堅持」
今月の運用資産の振り返りをしていきます。
純金融資産:3,000万円の大台をキープ
昨年の12月末の集計時点で、わが家の総資産は3,000万円を突破しました。
約5年で短期目標としていたアッパーマス層に到達。ここまで長い道のりでしたが、転職・出産・子育て・移住など数多くのことにチャレンジしてきたこともあって、振り返ると一瞬のように思えます。
次の目標は3〜4年くらいで資産5,000万円(純富裕層)に到達することです。
0からアッパーマス層になることに比べたら難易度はかなり低いですね。
わが家の総資産(2021年2月時点)
資産分類 | 資産価値(円換算、1000円以下切り捨て) |
日本円貯金 | 1,461万円 |
投資信託 | 1,283万円 |
個別株 | 173万円 |
確定拠出年金 | 232万円 |
その他資産(外貨など) | 51万円 |
長期負債(住宅・カーローン) | 0円 |
短期負債(クレジットカード) | -20万円 |
資産合計 | 3180万円 |
資産と負債のグラフ(2021年2月末時点)
2021年2月の家計実績【貯蓄率65.1%】
今月のわが家の家計は貯蓄率65.1%でした。
仕事がとにかく忙しく残業代が多かったこと、児童手当が出たこと、仮想通貨を一部利確したことでボーナス月以外での過去最高水準となりました。
モリタ家の目標貯蓄率は50%です。引き続き倹約を心がけていきます。
2021年2月の家計の貯蓄率
貯蓄率の推移
2021年2月の家計内訳
ちなみに貯蓄率アップには家計の把握が重要です。把握するだけでも効果が十分にあります。
家計簿をまとめる方法や、固定費を下げるために工夫していることを、毎月の家計簿記事でまとめていますので合わせて参考にしてください。
【関連記事】2021年2月モリタ家の家計簿
資産推移「前月比+1.9%、下半期+24.5%」
3000万円以上の資産があると、相場が高まったときの増える力を直に感じますね。
これまで通り資産額をあまり気にせず、淡々とドルコスト平均法での毎月の買付を継続していきます。
純金融資産の推移(2021年2月時点)
資産増加の推移(2021年2月時点)
資産ポートフォリオ「現金が全体の46%」
今月は190万円新規買付をしたこともあり、現金比率が先月の「52%」から「46%」まで下がりました。
現金はもう少し減らしてもいいかなと思っていたので、計画通り投資額を増やしています。
目標「金融資産1億円」に向けた今後の展望
目標としている資産1億円まで、今後の展望についてまとめます。
1億円の目標までの残り金額:6,820万円
目標の1億円まで残り約6,820万円となりました。
集計を始めた7月からみれば「+25.2%」と600万円以上の資産が順調に増えています。
引き続き、「(収入ー支出)+(資産の運用利回り)」という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
純金融資産と貯蓄率の推移
「1億円」達成までの期間〜残り9年5ヶ月〜
毎月40万円の積立をしていますので、このペースでいけば残り9年5ヶ月で目標の1億円を達成できる見込みです。
運用利回りは株式の投資信託を中心に投資していますので、積極的な5%で計算しています。
「1億円」達成までの残り期間
備考:計算に使用している数字
- 初期投資額 = 現時点でのリスク金融資産の合計(投資信託・個別株など)
- 目標の資産額 = 1億円から日本円貯金を引いた金額
- 毎月の積立金 = 毎月定期購入しているリスク資産の合計
投資金(種銭)を確保
投資にまわすお金(種銭)をなかなか確保できないご家庭も多いと思いますが、わが家では徹底した固定費のカットにより家計を抑える努力をしています。
家賃の見直し、格安SIM、電力自由化、不要な保険の解約、車の売却など、不要なコストは徹底的に見直しています。
わが家のリアルな家計簿と固定費カットのために行ったことを家計簿カテゴリーで公開していますので、合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
【関連記事】【共働き3人家族の家計大公開!】2021年2月モリタ家の家計簿
2021年2月の投資実績を振り返って
仮想通貨が上がり続けていますので「この波に乗り遅れるな!」という気持ちも芽生えてきますが、過去に仮想通貨で失敗をしているので(笑)、私たちは株という伝統的な資産でFIREを目指していきます。
ただ仮想通貨が将来的にもっと上がる可能性は十分にありますので、ポートフォリオの5%以内で持つのは面白いかなと思っています。
私は仮想通貨取引を辞める時に約5万円分だけ取引所に残しておきましたが、先日久しぶりにログインしてみたら50万円くらいに増えてました。
なんと10倍です。すごいですね。
ただ、こんなのはいつなくなってもおかしくないものだと思っていますので、これ以上買うことはしませんし、総資産の計算からも外しています。
仮想通貨はなくなっても全く問題ないくらいの少額だけ買っておいて、本当に忘れてしまうことが1番健全です。ということが今回私の中で実践されました(笑)
投資のことなど忘れて今日も健全な気持ちでゆっくり寝ましょう。「お金は寝て増やそう」
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!