【メガバンクOK】他行から楽天銀行へ手数料無料で振込をする方法【裏技?!】

こんにちは、モリタ家です。

いきなりですが銀行の手数料はなんであれ1円も払いたくないものです(切実)

楽天やSBIといったネット銀行であれば毎月(会員ランクによって複数回)のATM手数料はもちろん、他行振込手数料が無料になります。これが便利でネット銀行を利用している人も多いのではないでしょうか。

ただ、逆に他行から楽天銀行へお金を振込む際には、振込元の銀行で手数料が発生してしまいます。

この問題を解決するべく他行(メガバンクOK)から楽天銀行へ手数料無料で振込をする裏技?!をご紹介します。

ご紹介する裏技は慣れてしまえば超簡単で、これさえ知っていればお金の移し替えを完全無料ですることができるようになりますよ。

この方法は意外と知られていないようで、私の友だちに教えたところ大変喜んでいたので今回記事にすることにしました。

会社の給与振込口座が指定されてしまっている人でも、楽天銀行をメインバンクにすれば金利0.1%(メガバンクの100倍)の恩恵を受けることができます。

また、お金は決まった銀行に集約した方が管理もスマートですよね。ここでご紹介する裏技をどんどん活用して楽天銀行でお得に貯蓄してください!!

この記事がおすすめの人

  1. 楽天銀行をメインバンクにしてお金を集約したい
  2. 特定の銀行から「楽天銀行へ手数料無料で振込」をしたい
  3. 楽天銀行で預金して金利0.1%(メガバンクの100倍)の恩恵を受けたい
  4. 株や投資信託などの投資にも興味がある

UFJ・みずほ・三井住友などの振込手数料を完全無料にしたい

楽天銀行から他行への振込はハッピープログラムの会員ランクで定められた回数分無料で行うことができます。私はVIP会員なので毎月3回まで手数料無料で他行に振込することができます。

生活用の銀行口座と保育園の引き落とし用の口座を別で管理しているのでこの無料振込には大変助けられています。

楽天銀行-ハッピープログラム(出典:楽天銀行)
楽天銀行-ハッピープログラム(出典:楽天銀行)

 

問題は別の銀行から楽天銀行に振り込む場合の手数料です。

たとえばメガバンクやゆうちょ銀行から楽天銀行(他行扱い)への振込には所定の振り込み手数料がかかります。

大手銀行の他行振り込み手数料

銀行名(ネットバンク名) 他行振り込み手数料
3万円未満 3万円以上
三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト) 154円 220円
みずほ銀行(みずほダイレクト) 150円 320円
三井住友銀行(SMBCダイレクト) 220円 440円
ゆうちょ銀行(ゆうちょダイレクト) 165円
りそな銀行(マイゲート) 165円

もちろんATMの手数料無料時間帯に現金で引き出してその現金を楽天銀行に振り込めばタダでもできますが、持ち運びのリスクもありますし、ネットで完結できるほうが断然便利です。

このページにたどり着いた倹約家のみなさんなら当然「銀行の手数料など1円も払いたくない」と執念を燃やしていることかと存じます。

もちろん私もその1人で、この低金利時代に銀行の手数料など絶対に払いたくない1人です。

これらの大手銀行が運営しているネットバンキングから我らが楽天銀行へ無料で振り込みする方法を伝授いたします。

その方法は指定の銀行と楽天銀行の間に「楽天証券」を挟むことによって可能になります。

他行から楽天銀行へ手数料無料で振込をする方法

さっそく他行から楽天銀行に手数料無料で振込をする方法をみていきましょう。

下記がイメージ図です。

  1. 楽天証券にログイン
  2. 楽天証券のリアルタイム入金を実行し振込元の銀行を選択(たとえばUFJ銀行)
  3. 楽天証券に無料で現金が入金される
  4. 楽天証券から楽天銀行に自動でお金が移行する(自動スイープ)※手動で即時移動も可能

つまりこの方法は、振込元の銀行と楽天銀行の間に「楽天証券」を挟むことによって実現します。

操作はすべて楽天証券のみで完結しますので慣れてしまえば超簡単です。わが家はこの方法を過去に何度も使ってお金を自由に移動させています。

具体的な振込方法(無料振込の手順書)

具体的に楽天銀行へ入金する手順を見ていきましょう。

1. 楽天証券にリアルタイム入金する

まず最初に、さきほどのイメージ図の①〜③を実行します。すべて楽天証券のみで完結する作業です。実際に楽天証券の画面を見ながら確認していきましょう。

①楽天証券の口座にログイン

  • 楽天証券にログインします
  • マイメニューから「入金」をクリックします

②リアルタイム入金で銀行を選択

  • リアルタイム入金で指定の振込元銀行を選択します
  • ここでは三菱UFJ銀行を例にリアルタイム入金してみます

③三菱UFJ銀行のインターネットバンキングにログイン

  • 楽天証券の画面から三菱UFJ銀行のインターネットバンキングサービスに移ります
  • 契約番号・パスワードなどを入力してログインします(ここではUFJを例にログイン)

④金額を入力して確認

  • UFJ銀行から楽天証券(最終的には楽天銀行)にいくら振込むか入力して「確認する」をクリックします

⑤内容を確認して入金

  • 取引内容確認ページが開くので内容を確認してワンタイムパスワードを入力します

⑥入金額は預かり金に反映される

  • リアルタイム入金が完了すると楽天証券に即時に反映されます
  • トップページの保有資産から「預り金」のところに振り込み額が反映されます

2. 楽天証券から楽天銀行に出金する

続いて楽天証券に振り込まれたお金を楽天銀行に移す方法を見ていきましょう。イメージ図の④の部分です。

楽天証券→楽天銀行への出金は「自動スイープ」と「手動による即時出金」の2種類があります。

基本的には特別な操作が不要な自動スイープ(毎営業日の22:00)でOKですが、急ぎということであれば手動の即時出金という選択肢を選びましょう。

楽天証券から楽天銀行への出金

  1. 自動スイープ
  2. 手動による即時出金

①自動スイープ

自動入出金(スイープ)とは、設定しておいた額が毎営業日の夜間22:00に自動で移動されるサービスです。あらかじめ設定さえしてあれば出金の操作は不要です。22:00になると勝手に楽天銀行へ出金されます。

自動スイープ設定がまだの方は一緒にやり方をみていきましょう。

【楽天自動入出金の設定】

  • 楽天証券のマイメニューの横にある「マネーブリッジ」をクリックします

 

  • 出金時に楽天証券に残す金額と、入金時に楽天銀行に残す金額を自由に設定することができます
  • 楽天証券に残す金額を0にすれば全て楽天銀行に移ります(私の場合は証券口座に30万円残す設定にしています)

繰り返しとなりますが、自動入出金は毎営業日の夜間22:00に自動で実行されます。

「22:00まで待てない」という方は手動による「②手動による即時出金」で即時に出勤することも可能です。次にやり方を見ていきましょう。

②即時に出金する(手動)

楽天証券の預り金をすぐに楽天銀行へ出金したいときの手順をご紹介します。

  • 楽天証券にログインしてマイメニューから「出金」をクリックします

 

  • 当日出金(らくらく出金)のメニューが選択されていることを確認して「出金する」をクリックします

以上で楽天証券から楽天銀行への即時出金は完了です。同一サービス間の連携がしっかりしているだけあって非常に簡単ですね。

3. 楽天銀行にて入金されたことを確認

最後に楽天銀行にちゃんと入金されたことを確認しておしまいです。イメージ図の楽天銀行の部分です。

【楽天銀行で入金を確認する方法】

  • 楽天銀行にログインします
  • 楽天銀行の入出金明細を確認すると楽天証券から入金されたことがわかります

自動スイープであれば毎営業日の22:00に自動で入金されますし、即時出勤をすればすぐに入金されます。

本日ご紹介した「②手動で出金する」方法を実際に試したところタイムラグなしで楽天銀行への入金が確認できました。さすがネット証券とネット銀行のサービスです。スピード感があっていいですね。

振込手数料を無料にするための注意点と前提条件

さいごに注意点と前提条件を確認していきましょう。

無料で振り込みをできるのはメガバンクを含む13社

さきほどご紹介したイメージ図の通り、無料で振り込むことができる銀行は、楽天証券のリアルタイム入金と提携している銀行です。

2021年12月時点で下記の13社がリアルタイム入金に対応しています。この13社以外ではリアルタイム入金ができませんので今回ご紹介する方法は残念ながら利用できません。

リアルタイム入金 – 提携銀行 13社

  • 楽天銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • PayPay銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 関西みらい銀行
  • セブン銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • イオン銀行
  • 広島銀行
楽天銀行リアルタイム入金-提携金融機関
楽天銀行リアルタイム入金-提携金融機関

振込元の銀行でネットバンキング口座を開設している

リアルタイム入金を利用するためには、振込元となるご利用の銀行でインターネットバンキングサービスを使えるようにしている必要があります。

たとえば三菱UFJ銀行なら「三菱UFJダイレクト」ですし、みずほ銀行なら「みずほダイレクト」、三井住友銀行なら「SMBCダイレクト」といった具合です。

これらのネットバンキングサービスは各銀行で基本的に無料で提供されていますので申し込んでおきましょう。

楽天証券を開設している

今回の裏技を使うためには楽天銀行だけでなく「①楽天証券の口座を開設すること」と「②マネーブリッジの設定をしておくこと」が必要です。楽天銀行を使う人なら全員「楽天証券の口座」は開設しておいて損はありません。

なぜなら「楽天証券とのマネーブリッジ」設定をすることにより楽天銀行の金利が0.1%(メガバンクの100倍の水準)になるからです。

株や投資信託なんか絶対に買わないと決めている人も、楽天証券は口座開設料も維持手数料も完全に無料なので安心してください。

いずれ投資を始めてみたいと思っている方にも、楽天証券は間違いなくおすすめできる証券口座です。

楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジ設定

楽天銀行と楽天証券は「マネーブリッジ」という連携サービスを利用することができます。マネーブリッジは楽天証券で株や投資信託を買いたい時に楽天銀行の口座から自動でお金を移してくれる(自動スイープ)便利なサービスです。

このマネーブリッジ設定しておくことにより楽天証券から楽天銀行へお金を自由に移すことが可能になります。もちろん手数料は無料です。

申し込み方法は数分でできる簡単なのものなのでまだの方は必ず設定しておきましょう。

楽天銀行・証券のマネーブリッジ必須のサービス

マネーブリッジいいところは自由なお金の移動だけではありません。最大のメリットは設定しておくだけで楽天銀行の金利が0.1%(メガバンクの定期預金の100倍)になることです。

普通預金でこの金利は業界でもトップクラスです。私も最初はこの高金利を目当てに楽天銀行をメインバンクにしました。

楽天銀行・楽天証券のマネーブリッジは、まさに楽天ユーザ全員に必須のサービスです。

さいごに

お金持ちは必ず自分の資産を正確に把握しています。私たち家族もお金持ちを目指して毎月1円単位で正確に資産を集計しています。

複数の銀行にお金を預けている方も多いのではないでしょうか?

お金を見える化するためにバラバラに管理されているお金を集約するのも大切な作業です。

お金の知識がある人とない人では、時間とともにその差がどんどん開いていきます。お得な情報をうまく活用することにより自分の大切なお金を守ることができます。

この低金利時代に銀行の手数料を負担するのは本当にもったいないですね。

これからもお得な情報を発信していきます。本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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