【目標:金融資産1億円】2020年7月の投資実績公開【資産運用歴5年目】

今月のサマリー

  • 目標:55歳までに1億円を貯めてFIREする(現在30代半ば)
  • 今月の新規買付:415,656円
  • 金融資産の総額:25,564,595円
  • 目標まで残り:74,435,405円
  • 目標達成まで(見込み):19年9ヶ月

こんにちは、モリタです。

私は今から7年ほど前に、貯金の残高がほぼ尽きかけ(ほとんど0円)になり、衣・食・住の危機を本気で感じて貯金を決意しました。

その頃は今よりも収入が低く勤めていた会社もブラック企業だったのですが、いよいよ目が覚めて自分の環境を無理やり変えたことを覚えています。

その後、仕事を頑張ることである程度の生活防衛資金が確保でき、5年前に米国株インデックスファンドを中心とした投資に初めて挑戦しました。

投資を始めた頃に結婚をしましたが、今ではその妻と協力して家計の見直しや資産運用をすることにより、5年弱で1,500万円の資産を形成することができました。

そんなわが家の投資実績を月次で公開していきたいと思います。

また、投資実績と合わせて、家計簿も公開していきます。(こちらのレポートは妻が更新してくれます)

>>>関連記事:【共働き3人家族の家計大公開!】2020年7月モリタ家の家計簿

資産形成には「収入」、「支出」両方の改善が必須になりますので、わが家で工夫しているポイントが少しでも参考になれば幸いです。

それでは、よろしくお願いします。

最初に、わが家の投資目標

投資の目標は純金融資産「1億円」を貯めて早期FIRE!!

わが家の投資の目標は、「55歳までに1億円の金融資産を形成してFIRE」することです。

30歳から投資を始めたので、55歳までの25年で1億円を貯める必要があります。

ちなみに25年間で1億円の資産を形成するには、「25年間コツコツと・毎月23万円弱の積立を・複利3%で運用」を続ければ達成できる金額です。

わが家の1億円までの投資プラン

  1. 25年間コツコツと
  2. 毎月23万円を積立
  3. リターン3%で再投資

 

目標を書くと「インフレは?」、「税金は?」、「医療の発展による長生きリスクは?」などいろいろ聞こえてきそうですが、細かいことはあまり気にせずとりあえず切りのいい1億円を目標にしています。

25年もあれば自分を取り巻く世界の状況はすっかり変わっているかもしれませんが、その時はそのときで考えて行動していけばいいのです。人間は変化と適応の生き物です。

もちろん目標は1日も早く達成したいと思っていますので、この基本戦略とは別に「前倒しするための3本の矢」も放っています。

そちらはこの記事の後半でご紹介します。

1億円までの投資シュミレーション

ポートフォリオは米国株インデックスファンドがメインとなっており、、積立期間中の平均リターンは「3%」で計算しています。

S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより確実に目標を達成できる現実的なラインで設定しています。

投資金額シュミレーション

>>>楽天証券で投資のシュミレーションをしてみる

2020年7月の投資実績

2020年7月のマーケット情報〜戦後最悪の不景気へ突入〜

今月に入り、各企業から1Qの決算発表がではじめました。1Qはちょうどコロナショック期の影響を受けた時期なので、惨憺たる決算を発表した企業も少なくありません。

オリエンタルランド、日産、日立、キャノン、イオンなど様々な業態で前年同時期から大きな減益が発表されました。

また、為替では円高が進んでいます。

内閣府は、有識者による「景気動向指数研究会」を開き、2012年12月に始まった景気回復局面は18年10月に終了し、景気後退局面に入ったと認定しました。

欧米も同じような状況で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に、「景気悪化は我々の生涯において最も厳しい」と発言して話題となりました。

このような状況でもGAFAMをはじめとしたハイテク分野は続々と好決算を発表しており、株価もさらなる高値を更新するなど明暗がくっきりと分かれています。

各国金融の異次元緩和により株価指標は一見横ばいで推移していますが、引き続き予断を許さない状況です。

米中の摩擦とコロナの先行き不安も加わり、金とビットコインは急騰し現在も続伸しています。

マーケット情報(2020年7月31日時点)

種類 指数 月間 年初来
日経225 21710.00 -1.9% -6.4%
TOPIX 1496.06 -2.8% -11.9%
S&P500 3271.12 +5.0% +0.4%
FTSE100 5897.76 -4.2% -22.4%
USD/JPY 105.88 -1.5% -2.6%
EUR/JPY 124.66 +3.1 +2.3%
ビットコイン 1201369.00 +21.0% +53.9%
金(1トロイオンス) 1,779.90 +10.3% +29.1%

今月の新規買付:41万5,656円

今月の投資対象
<前提:共働きサラリーマン>

  • 投資信託(インデックスファンド):定期買付
  • 個別株(米国株):不定期買付
  • ストックオプション:定期買付
  • 確定拠出年金:定期買付

NISAは年間120万円(夫婦で合わせて240万円)の枠がありますので、毎月10万円ずつ(夫婦で合わせて20万円)を投資信託(インデックスファンド)に積立投資しています。

インデックスファンドは何種類かに分けて投資していますが、比率が高いのは「S&P500連動インデックス」と、「全世界株式連動インデックス」です。

インデックスファンドの積立も夫婦で合わせると毎月20万円していることになりますので、かなり積極的に投資しているほうだと思います。

そのほかに、ストックオプション(自社株)を毎月積立投資していたり、アメリカの個別株に投資しています。

インデックスファンドを基本軸としながらも、ストックオプションやアメリカの個別株といったリスクの高い投資にも積極的にチャレンジしています。

リスクの高い投資を行う理由は、「1億円貯めてFIREする!」の目標を1日でも早く前倒しして達成するためです。

買付スタイル:基本は米国インデックスファンドの定期積立

わが家の「投資」節約ポイント

  • NISAを満額利用(年間120万円)
  • 楽天銀行と楽天証券の紐付け(マネーブリッジ)
  • 定期買付分はクレジットカード購入(ポイント付与)
  • 確定拠出年金を満額利用(節税)
  • ストックオプション(会社からの購入補助金あり)

証券口座は楽天証券をメインで利用しています。

楽天証券にNISAを紐づけて、毎月インデックスファンドを20万円ぶん自動購入する設定をしています。(ドルコスト平均法)

また、楽天証券は楽天銀行と紐づけることにより、銀行の金利が0.1%(既存メガバンクの100倍)になりますのでおすすめです。(マネーブリッジ)

また、楽天証券は毎月5万円まで楽天クレジットカードで購入することができますので、こちらも設定しておきたいサービスです。

5万円使うと500円分の楽天ポイントが付与されて、それをさらに投資に回すことができます。

たかが500円ですが、30年間、複利3%で再投資すると約30万円になります。

30万円あれば1ヶ月早くFIREできますので、やらない理由はありませんね。塵も積もれば山となる。

利用している証券口座

購入は手数料の安いネット証券を利用しましょう。

米国株を購入する場合は、「楽天証券」、「SBI証券」、「マネックス証券」のいずれかがおすすめです。

私は3つとも開設していますが、メインは楽天証券を利用しています。

米国株を取引できる証券口座の比較

2020年8月2日 時点 証券会社 楽天証券 SBI証券 マネックス証券
取引銘柄数 普通株・ADR・ETF 3,400以上 3,600以上 3,600以上
手数料 約定代金の0.45%、最低5米ドル-最大20米ドル
注文方法 注文方法 指値、成行 指値、成行、逆指値 指値、成行、逆指値
取引単位 1株(1口) 1株(1口) 1株(1口)
決済通貨 日本円、米ドル 日本円、米ドル 米ドルのみ
取引口座 一般口座
特定口座
NISA口座
取引時間 【通常】23:00 – 06:00    【サマータイム】22:30 – 05:00

資産運用の実績

金融資産:約2,500万円

2020年7月末の集計時点で、わが家の総資産は25,564,595円になりました。

賃貸物件に住んでおり、車も所有していませんので長期負債(住宅ローン・カーローン)はありません。

わが家の総資産

資産分類 資産価値(円換算)
日本円貯金 15,625,465円
投資信託 7,050,174円
個別株 1,735,493円
確定拠出年金 1,267,983円
その他資産 62,791円
短期負債(クレジットカード) -177,311
資産合計 25,564,595

 

資産と負債のグラフ

資産ポートフォリオ

ポートフォリオは日本円貯金が約60%を占めておりキャッシュポジションが多めになっています。

1,500万円以上が貯金できており約5年の生活防衛資金は確保できているので、今後は投資金額を増やしていく予定です。

わが家の資産ポートフォリオ

目標「金融資産1億円」までの道のり

1億円の目標までの残り金額:7,500万円

1億円まで残り約7,500万円です。

まだまだ目標の1/4です。これからもコツコツと続けていきます。

1億円の目標まで残り「74,435,405円」

達成までの期間〜残り19年9ヶ月〜

毎月23万円の積立をしていますので、このペースでいけば残り19年9ヶ月で達成できる見込みです。

もちろん先のことはわかりませんので、過度な期待はせずコツコツやっていくのみです。

投資金(種銭)を確保する方法

投資にまわすお金(種銭)をなかなか確保できないご家庭も多いと思いますが、わが家では徹底した固定費のカットにより家計を抑える努力をしています。

家賃の見直し、格安SIM、電力自由化、不要な保険の解約、車の売却など、不要なコストは徹底的に見直しています。

今月からわが家のリアルな家計簿を隠すことなく全て公開していますので、合わせて参考にしていただけると嬉しいです!

>>>関連記事:【共働き3人家族の家計大公開!】2020年7月モリタ家の家計簿

目標「1億円」達成を前倒しする3つの追加戦略

このまま投資を続けていくことにより、あと19年で目標の1億円が達成できることがわかりましたが、正直まだかなり長い道のりに感じます。

できれば1日でも早く前倒しで達成したいと考えています。

そのために積立投資の他にも次の3つに取り組むことにしています。

目標を前倒し達成するための3本の矢

  1. 米国株グロース株投資
  2. 転職や独立による収入アップ
  3. 副業

①米国株グロース株投資

グロース株は、米国のハイテク(IT)セクションで成長を期待できる企業の株を購入しています。

主な銘柄選定の基準として、「今後成長が期待できるテクノロジーか?」、「実際に自分が使ってイケている製品/サービスか?」、「サブスクリプションモデルが確率しているか?」、「クラウドに対応できているか?」、「GAFAMに淘汰されにくいビジネスモデルか?」といったものを採用しています。

自分がIT分野で欧米の製品/サービスを取り扱っているからこそわかる情報を駆使して投資しています。

こちらの投資はハイリスクハイリターンを前提に挑戦しています。

>>>関連カテゴリー:成長が期待できる米国グロース株の分析

②転職や独立による収入アップ

私は27歳の時に作業療法士という病院でリハビリテーションをする専門職からIT業界へキャリアチェンジしました。

IT業界に入ってからは4年で2回転職カードを使い、400万円の年収アップをしました。

今後もエンジニアとして市場価値を上げて年収アップをできるようにスキルアップをしていきます。

場合によっては、フリーランス や独立も検討しています。

収入アップができればそのぶん投資へお金を回せるようになりますからね。

>>>関連カテゴリー:「キャリアアップ・転職」の記事一覧

③副業

2020年の4月からITエンジニアの本業だけでなく、副業も本格的にはじめました。

副業は何をするかいろいろ考えましたが、まずはブログ(このページです!)からやってみることにしました。

まだ結果は全然出ていませんが、収入の柱をサラリーマンとしての1本だけでなく、副業からの事業収入も得られるように頑張っていきます。

ちなみにブログは妻も一緒に更新してくれています。資産運用も副業も夫婦で力を合わせて1日も早く目標を達成したいです。

2020年7月の投資実績を振り返って

今月から始めた投資実績の公開ですが、これからも月次で更新してモチベーションにつなげていきたいです。

残念ながらしばらく不景気が継続することが予測されていますが、あくまで25年という長期戦略なので、自信をもって積立投資を継続していきたいと思います。

幸いわが家はキャッシュポジションが多めになっていますので、この機会に少しずつ投資金額を増やしていくのもありかなと。

それでは、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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