FIREを本気で目指す30代サラリーマン夫婦の資産運用実績を月次で公開しています。
現在は育休中で資産を切り崩しながら生活していますが、相場が好調なこともあり運用額は再び4000万円を突破しました。
それでは今月も振り返っていきましょう。
今月のサマリー
- 目標:1億円を貯めてFIRE(現在6年目)
- 今月の新規買付:37万円
- 金融資産の総額:4,080万円(1億円まで残り5,920万円 )
- 資産推移:前月比「+2.2%」, 昨年比「+59.7%」
- 1億円達成まで(見込み):7年7ヶ月
【30代・4人家族】目標は1億円貯めてFIRE
最初にモリタ家の基礎情報です。子育てに奔走している普通の30代サラリーマン夫婦です。2人ともIT企業でフルタイム勤務していますが、今は夫婦で育休生活中です。
モリタ家の基礎情報 | |
家族構成 | 4人家族(夫・妻とも30代半ば、3歳の娘と0歳の息子) |
仕事 | フルタイムの共働きサラリーマン |
現在の仕事状況 | 夫婦で育休取得中 |
世帯年収 | 約1300万 |
住居 | 福岡市内の3LDK賃貸(東京からの移住3年目) |
車 | なし |
目標「資産1億円FIRE」までの道のり
モリタ家の投資の目標は、「15年で1億円の金融資産を形成してFIRE」することです。
15年間で1億円の資産を形成するために、「毎月約40万円の積立を・複利5%で運用」という計画で資産運用をしています。40万円は大変な金額ですが、捻出できるようにキャリアアップと家計のコントロールを頑張っています。
1億円までの投資プラン
- 15年間
- 毎月40万円積立
- リターン5%
投資のポートフォリオは米国・先進国・全世界株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンを積極的な「5%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより現実的に目標を達成できるラインで設定しました。株式が大半を占める攻めのポートフォリオですが、若くて働いているあいだは積極的にリスクを取っていきます。
投資目標
2021年8月のマーケットニュースと投資実績
8月のマーケットニュースとモリタ家の投資実績を見ていきましょう。
2021年8月のマーケット情報
8月の主要国の株式は堅調な展開となりました。概ね好調な企業成績、コロナワクチン接種の進展、FRBの利上げを急がない考えを示したことなどトピックとしてあげられます。
日本ではコロナウイルスの感染は引き続き拡大しています。緊急事態宣言下でのオリンピックは無事に終えることができましたが今後の経済への見通しは楽観できる状況ではありません。
マーケット情報(2021年8月末 時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 28,090 | +3.0% | +3.4% |
TOPIX | 1,961 | +3.1% | +9.5% |
S&P500 | 4,522 | +2.9% | +22.2% |
FTSE100 | 7,120 | +1.2% | +8.3% |
USD/JPY | 110.0 | +0.3% | +6.6% |
EUR/JPY | 129.9 | -0.2% | +3.7% |
ビットコイン | 5,180,461 | +13.9% | +72.1% |
金(1トロイオンス) | 1,818 | ±0.0% | -4.4% |
今月の新規買付:37万円
今月の新規買付対象:37万円
- 投資信託(インデックスファンド):「28万円」※NISA枠も利用
- 自社株(ストックオプション):「5,750円」
- ジュニアNISA:「6万6,666円」
夫婦の一般NISA、子どものジュニアNISAは満額になるよう積立購入しています。
7月からSBI証券で三井住友カード積立をはじめました。楽天カードと合わせて、クレジットカードで毎月15万円も投資信託を購入しています。年間1万8,000円分以上のポイントがもらえますのでお得に投資することができています。
インデックスファンドの長期投資戦略をとっているので、投資における1.0%の確実なリターンは見逃せませんね。
積極的な投資ができる理由は?
- 生活防衛資金が十分に確保できている(生活費1年以上)
- 家計の倹約(貯蓄率50%)
- 無借金(家・車など)
- 長期運用できる(子どもの大学入学まで15年以上ある)
資産運用の実績【育休による収入ストップ】
7月に総資産4,000万円を割り込んでしまいましたが、今月再び回復しました。
育休中で収入はストップしていますので相場の影響で資産状況は左右されます。まだ目標の途中ですが、一足先にFIRE生活を楽しんでいます。
【夫婦で育休取得】計画的な資金計画
育休中で給与収入は止まっていますが、事前に生活資金は確保していましたので育休中もいつも通りの生活を続けています。時間もお金もある生活は心に安寧をもたらしてくれます。
資産と負債のグラフ(2021年8月末時点)
純金融資産の推移(2021年8月時点)
資産推移「前月比+2.2%、昨年比+59.7%」
前月比と昨年比の資産推移を計測していますが、お休み中ということもあり短期での変動はあまり意識していません。また働き始めれば勝手に資産は増えていきます。
資産増加の推移(2021年8月時点)
資産ポートフォリオ
ポートフォリオは今年2月に一括投資戦略に変更してから大きな変化はありません。
「生活防衛資金(生活費1年)」+「臨時支出準備金(100万円)」+「育休中の生活費(300万円)」をしっかりと確保したうえで引き続き積極的な投資を続けていきます。
【投資商品の主な構成】
- 米国株(S&P500・全米)インデックスファンド
- 全世界株インデックスファンド
- 日本株(日経225・TOPIX)インデックスファンド
- 米国個別株
- その他(REIT・アクティブファンド・米ドルなど)
投資リターン公開
5月から投資リターンの計測を始めました。公開するのは楽天証券とSBI証券で保有している投資信託・個別株・外貨です。確定拠出年金やストックオプションは別で管理しているのでここには含んでいません。
投資を始めて私は5年、妻は2年、娘は1年ほどです。元本は2,000万円を超え、24%(金額にして500万円近く)のリターンを得ることができました。本当に投資をはじめてよかったです。
ただ、これはあくまで目標1億円までの「過程」に過ぎません。株式相場で20%の暴落なんてあり得るので、この利益に一喜一憂することはありません。
コロナショックの時はマイナスになってましたからね。それでも投げ売りしないメンタルを一緒に育てていきましょう。
投資元本とリターンの推移
こんにちは。投資歴6年目、普通のサラリーマンのモリタです。 現時点で資産を3,500万円運用しており、米国株や全世界株インデックスファンドを軸にした投資で1億円を目指しています。 投資は時間をかけるほど成果につながりやすいのです[…]
FIREに重要な「貯蓄率」アップ戦略
資産を増やすために1番重視しているポイントは「貯蓄率」です。
貯蓄率アップをするためには家計の把握が重要です。よくわからない出費がある方はまず家計を把握するだけでも十分に効果がありますよ。
家計簿をまとめる方法や、固定費を下げるために工夫していることなどを、毎月の家計簿記事でまとめていますので合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
▶︎▶︎▶︎【関連記事】モリタ家の家計簿公開(カテゴリ)
FIREの重要指標【貯蓄率】
育休によりしばらく収入がありませんので貯蓄率の計算はしていません。仕事に復帰したらまた計測を再開していきます。
2021年8月の家計の貯蓄率
家計サマリー | |
今月の収入 合計 | 735,923円 |
今月の支出 合計 | 500,530円 |
収入と支出の差額 | 235,393円 |
貯蓄率 | ー%(育休中は集計なし) |
貯蓄率の推移
※育休中は貯蓄率の集計はしていません。
収入と支出の推移
※育休中は収入の集計はしていません
目標「1億円でFIRE」に向けた今後の展望
目標としている資産1億円まで、今後の展望についてまとめます。
1億円の目標までの残り金額:5,920万円
目標の1億円まで残り約5,920万円となっています。
引き続き、「(収入ー支出)+(資産の運用利回り)」という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
純金融資産と貯蓄率の推移
※育休中の家計収支はプロットしていません
【グラフ備考】
- 家計収支 = 収入 ー 支出
- 純金融資産= 金融資産の合計額 ー 負債
FIREメーター「7年9ヶ月」
目標の1億円まで残り7年9ヶ月で達成の見込みとなっています。先月は7年7ヶ月だったのでわずかに後退しています。
仕事もプライベートも楽しみながら少しでも前倒しできるように頑張ります。
「1億円」達成までの残り期間
【投資】お得な制度をフル活用
モリタ家の投資方針は「長期で”合理的に“資産を増やすこと」です。
そのためにドルコスト平均法から一括投資に方針変更しましたし、生活防衛資金を確保した上でキャッシュポジションを減らしてきました。
相場の影響で資産を大きく減らすことも必ずありますが、あくまで15年後といった長期目線で資産を増やすことを心がけています。
長期投資で1番重要なものはテクニックではなく「メンタル」です。その心の拠り所をモリタ家の場合は「合理性」にかけているわけです。
投資方針の詳細は下記記事も参考にしてください。
【おすすめ記事】
▶︎▶︎▶︎資産を増やすコツはお金を「ただの数字」と捉えること【投資はメンタル】
▶︎▶︎▶︎私が積立投資(ドルコスト平均法)を辞め一括投資へ変更した理由
NISA×楽天経済圏でお得に投資
投資では税制やポイントなど、少しでもお得な制度があれば積極的に利用しています。目の前ではたった数%の節約でも、長期の複利効果で大きな差が開きます。
モリタ家は子どもも含めて家族全員「楽天証券」をメインで利用しています。夫婦は一般NISA口座、子どもはジュニアNISA口座で毎月インデックスファンドを購入しています。
また、楽天証券は楽天銀行と紐づけることにより(楽天マネーブリッジ)、銀行の金利が0.1%(既存メガバンクの100倍)になりますので現金保管でもおすすめの場所です。
投資における「節約」ポイント
- NISAを満額利用(夫婦で240万円・子ども80万円)
- 銀行金利0.1%(楽天マネーブリッジ)
- 楽天カード購入(1%ポイント付与)
- 確定拠出年金を利用(節税)
楽天カード&三井住友カード購入で利回り「+1%」
楽天証券は毎月5万円まで楽天クレジットカードで購入することができます。
SBI証券も同様に毎月5万円まで三井住友カードで購入できるようになりました。
楽天は1%、SBIは0.5〜1.5%のポイント付与を受けることができるので絶対に利用したいサービスです。
資産運用において1%の確定した利回りは大きな数字です。まさにやらないと損ですね。
もちろんモリタ家も夫婦でフル活用しています。
【ネット証券】楽天 or SBI or マネックス証券がおすすめ
リテラシーの高い方にはもはや説明不要ですが、証券口座は手数料の安いネット証券が断然オススメです。
「楽天証券」、「SBI証券」のいずれかを利用すれば間違いありません。米国株個別投資に興味がある人には、取扱銘柄の多い「マネックス証券」も遜色なくおすすめです。
モリタ家は楽天証券をメイン、SBI証券をサブで利用しています。
米国株を取引できる証券口座の比較
(2020年8月時点) | 証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
取引銘柄数 | 普通株・ADR・ETF | 3,400以上 | 3,600以上 | 3,600以上 |
手数料 | 約定代金の0.45%、最低5米ドル-最大20米ドル | |||
注文方法 | 注文方法 | 指値、成行 | 指値、成行、逆指値 | 指値、成行、逆指値 |
取引単位 | 1株(1口) | 1株(1口) | 1株(1口) | |
決済通貨 | 日本円、米ドル | 日本円、米ドル | 米ドルのみ | |
取引口座 | 一般口座 | ○ | ○ | ○ |
特定口座 | ○ | ○ | ○ | |
NISA口座 | ○ | ○ | ○ | |
取引時間 | 【通常】23:00 – 06:00 【サマータイム】22:30 – 05:00 |
2021年8月の投資実績を振り返って
育休生活も5ヶ月目となり子どもの成長とともに自分の時間を作ることができるようになってきました。最近は夫婦で毎日のように映画をみています。
仕事をしているとなかなか映画をまとめてみることはできませんので、ここぞとばかりに趣味を楽しでいます。
学生時代は時間がたくさんありましたがお金がありませんでした。社会人になると逆にお金があっても時間がありません。
この育休生活では人生で初めて時間とお金の両方を得ることができています。これこそが人間の心の安寧につながるんだと身を持って経験することができました。
毎日こどもの成長を楽しみながら自分の人生を楽しめる幸せ。いつまでも続きませんがFIREしたら手に入るのかな。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!