こんにちは、モリタです。
投資で気を付けたいのが手数料ですよね。
売買でかかるコミッション型の手数料や、信託会社等に預けている際にかかるフィー型の運用手数料。
どちらも少ないほうがよいので、インターネットの証券会社や手数料の安いインデックスファンドを選択する人が多いと思います。
特に最近はインデックスファンドが人気みたいですね!!
少額であればNISAやつみたてNISAを利用することで税制の優遇も受けれますしね!
特に中長期で運用する場合や多額の運用をする場合には手数料のことは先に考えておきましょう。
先日、日本のロボアドバイザーはアメリカに比べて手数料が高いと述べました。
アメリカと日本の人気ロボアドバイザーの手数料の比較
Wealthfront(米国) | Betterment(米国) | ウェルスナビ(日本) | THEO(日本) |
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しかもWealthfrontの場合、お預け金10,000ドルまでは手数料無料、他の人を招待すると5,000ドルの手数料無料になります。
Bettermentは基本0.25%でこちらも嬉しい水準。追加の手数料でプロのアドバイザーを受けることも可能です。
アメリカはターゲットにしているユーザが明確ですよね。
ロボアドバイザーはこれまでプロのフィナンシャルアドバイザーに相談ができなかった、少額の投資者や若者が中心となっています。
ウェルスフロントの手数料は0.25%
日本のロボアドバイザーの手数料はやはり高め…
また、私のウェルスナビでの運用実績もすべて公開しましたが、見ていただいた通り、30万円ほど預けていれば手数料が毎月300円近くかかります。
年間だと3,000円になるので甘く見れません。
アメリカではフィナンシャルサービスの手数料の相場1〜2%に対して、ロボアドバイザーは0.15〜0.5%と非常に低水準となっています。
つまり、日本のロボアドバイザーはプロのフィナンシャルアドバイザーに個別でアドバイスしてもらうのと変わらない手数料なわけです。
(お客さんの平均資産額が1億円なので少額では相手にされませんけどね…)
ロボアドバイザーのやってることって正直大したことない?
ロボアドバイザーはいくつかの質問に答えると各社のアルゴリズムでポートフォリオを作成し、入金すれば構築(投資)まで自動で行ってくれます。
また、資産を運用しているなかで、各金融資産のポートフォリオのバランスが変わってくると、自動で元のポートフォリオの水準にリバランスしてくれたり、構成するETFを見直したりしてくれます。
リバランスは、ウェルスナビは半年に1回、テオは1か月に1回です。
ロボアドバイザーと言っても、やっていることで特筆すべきなのはそれくらいじゃないですかね。
よくロボアドバイザー=AI投資と言っている人いますけど、日本のロボアドバイザーはAIの要素はまだありません。
もう一つ、ロボアドバイザーをAI投資と勘違いしてる人いるけど、今の日本のロボアドバイザーはAI使ってないから。
簡単な質問に答えて各社独自のアルゴリズムでポートフォリオの自動生成と構築をしているだけ。
将来的にはAIも導入されるだろうけど今は過渡期。https://t.co/5SfaYHQsbh— Linden (@moritamjk) 2018年5月8日
運用手数料1%も払うならアクティブファンドでよくない?
運用手数料1%がいかに大きい数字かわかっていただけたと思います。
そして、どうせ1%も払うならアクティブファンド買ったほうがよくないですか?
2017年はたしかに金融商品が右肩上がりだったので、ロボアドバイザーの運用実績を後悔して紹介者を稼ごうとするブロガーがたくさんいたわけですけど、正直運用実績でロボアドバイザーを選択する人は投資の知識が弱い人だと思います。
ロボアドバイザーと言っても中身はETFが中心でしょ、
それなら手数料5分の1以下のインデックスファンドか、同水準となる手数料1%でアクティブファンド買ったほうがいいんじゃないかな。
2017年相場において、ロボアドバイザーを運用実績で煽っても駄目なんですよ。
インデックスですべて上がってましたから。
「ウェルスナビで+10%儲けた!」とかいいますけど、自分は「ひふみプラスで+20%以上儲けて」、分散しているなかで一番成績よかったですよ。
信託手数料も同じ1%くらいです。— Linden (@moritamjk) 2018年5月29日