こんにちは、モリタです。
マネーフォワードやZaimなどのPFM (Personal Financial Management) サービスが金融機関とのAPI連携が強力でかなり便利なことを実感しているこの頃です。
過去の家計簿アプリと違い、面倒な手入力やレシート読み取りなんてしなくても、自分のキャッシュフローをすべて可視化することができます。
特にキャッシュレスとの相性が抜群なので、現金はできるだけ使わなくなるんじゃないでしょうか。
過去記事:キャッシュレス&PFM連携でキャッシュフローを完全に可視化する
私はマネーフォワードとZaimを使っています。
家族の口座はZaimに紐付けていて妻と共有しています。
マネーフォワードはお試しで、いくつか自分の持っている証券口座やロボアドバイザーを連携させてみました。
下の画像はマネーフォワードで紐付けた金融機関から取得された資産状況です。
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UFJ銀行、WealthNavi、ストックオプションだけでなく、ビットコインの資産状況までみえてしましますね。
この辺は金融機関と口座連携さえすれば、すべて自動でグラフにされ可視化できます。
マネーフォワードで連携可能な金融機関は2600以上。すごいですね。
資産のポートフォリオを可視化
私が紐付けた一部の口座の内訳には、現金・預金、投資信託、株式、ポイント・マイルがあります。
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さらに詳細な内訳をみることも可能で、たとえば投資信託を選択すると下の画像のように詳細データを閲覧できます。
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資産の推移状況もグラフで見やすいですね。
私は最近紐付けたばかりなのでデータが少ないですが、長く使えば勝手に蓄積されていきます。
特に株や仮想通貨など価値が流動的な資産を多く保持しているひとは、このあたりの推移情報は貴重ではないでしょうか。
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今日は黒塗りの画像が多くてすみません。
一部の金融機関としか連携していないといっても、なかなか自分の資産状況はおおっぴらに開示できないですよね。
ということで、この辺のデータってすごく取扱い注意なんですよ。
API連携ってすごく便利なんですけど、セキュリティの課題が指摘されてます。
自分の資産状況はいまやマネーフォワードに一番把握されているな。
銀行も証券も口座を複数持っていたからすべてのデータを把握されているわけではなかったんだけど、資産管理アプリがAPIですべての口座から情報引っ張ってきたらもう丸裸ではないか。 https://t.co/XD5xBRzJJC— Linden (@moritamjk) 2018年6月6日
APIのセキュリティリスク
最近のでいうと、2016年の大統領選において、トランプ陣営がFacebookの個人情報5,000万人分を不正に利用していたという疑惑がニューヨークタイムズなどで取り上げられて話題になりました。
この辺は過去記事にも少しまとめています。
過去記事:キャッシュレス&PFM連携でキャッシュフローを完全に可視化する
API連携は次のFintechでおきるリバンドル化のキーとなりますので、このようなPFMサービスは今のうちに活用するとイメージがしやすくなるでしょう。