FIREを本気で目指す30代会社員夫婦の資産運用実績を月次で公開しています。
今年は年明けから株価の上下が激しいですね。加えて円安が進んでいる影響も気になるところです。
投資実績にはどのような影響があったでしょうか。それでは今月も振り返っていきましょう。
今月のサマリー
- 目標:1億円を貯めてFIRE(現在6年目)
- 今月の新規買付:50万円
- 金融資産の総額:4,480万円(1億円まで残り5,520万円 )
- 資産推移:前月比「-2.7%」, 昨年同期比「+19.6%」
- 1億円達成まで(見込み):6年9ヶ月
【30代・4人家族】目標は1億円貯めてFIRE
最初にモリタ家の基礎情報です。子育てに奔走している普通の30代会社員夫婦です。
2人ともIT企業でフルタイム勤務しています。今月、妻が育休から復職しました。
(とはいえ、しばらくは前月の休職日数ベースで給料が減額されるため、収入が完全に2馬力に戻るのは6月以降になりそうです。)
モリタ家の基礎情報 | |
家族構成 | 4人家族(夫・妻とも30代半ば、3歳の娘と1 歳の息子) |
仕事 | フルタイムの共働き会社員 |
世帯年収 | 約1500万 |
住居 | 福岡市内の3LDK賃貸(東京からの移住4年目) |
車 | なし |
目標「資産1億円FIRE」までの道のり
モリタ家の投資の目標は、「15年で1億円の金融資産を形成してFIRE」することです。
15年間で1億円の資産を形成するために、「毎月約40万円の積立を・複利5%で運用」という計画で資産運用をしています。
40万円は大変な金額ですが、捻出できるようにキャリアアップと家計のコントロールをしています。
1億円までの投資プラン
- 15年間
- 毎月40万円積立
- リターン5%
投資のポートフォリオは米国・先進国・全世界株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンを積極的な「5%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより現実的に目標を達成できるラインで設定しました。株式が大半を占める攻めのポートフォリオですが、会社員で安定した収入が見込めるため積極的にリスクを取っていきます。
投資目標
2022年4月のマーケットニュースと新規買付額
4 月のマーケットニュースと新規買付額を振り返ります。
2022年4月のマーケット情報
4月の主要国の株式市場は、全体を通して下落基調でした。
アメリカでは、金融政策が正常化されるとの見通しから長期金利が上昇基調となり、株価は下落しました。また、新型コロナウイスル再拡大をうけて中国では上海につづき北京もロックダウンが実施される見通しとともに、中国経済の先行きに対する懸念が広がりました。
為替市場では、日米の金融政策の違いが意識されたことなどから円安・ドル高が進行し、円相場は28日に一時1ドル131円台を記録しました。
マーケット情報(2022年4月末 時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 26,848 | -3.5% | -8.4% |
TOPIX | 1,900 | -2.4% | -6.4% |
S&P500 | 4,131 | -8.8% | -13.9% |
FTSE100 | 7,545 | 0.4% | 0.5% |
USD/JPY | 129.8 | 6.7% | 12.6% |
EUR/JPY | 136.9 | 1.6% | 5.1% |
ビットコイン | 4,889,956 | -11.7% | -11.0% |
金(1トロイオンス) | 1,912 | -1.9% | 6.1% |
今月の新規買付:50万円
今月の新規買付対象:50万円
- 投資信託(インデックスファンド):「35円」※NISA枠、ジュニアNISA枠、クレカ積立利用
- スポット購入(インデックスファンド)「15万」
今月は一般NISA枠、ジュニアNISA枠、クレカ積立を利用を中心としたインデックスファンドの定期自動買付に加え、スポット購入もしています。
積極的な投資ができる理由は?
- 生活防衛資金が十分に確保できている(生活費1年以上)
- 家計の倹約(貯蓄率50%)
- 無借金(家・車など)
- 長期運用できる(子どもの大学入学まで15年以上)
資産運用の実績
今月は株価の下落を受けて総資産は100万強のマイナスでした。
資産と負債のグラフ(2022年4月末時点)
純金融資産の推移(2022年4月時点)
資産推移「前月比−2.7%、昨年比+19.6%」
資産増加の推移(2022年4月時点)
資産ポートフォリオ
ポートフォリオは昨年、一括投資戦略に変更してから大きな変化はありません。
資産ポートフォリオ(2022年4月末時点)
【投資商品の主な構成】
- 米国株(S&P500・全米)インデックスファンド
- 全世界株インデックスファンド
- 日本株(日経225・TOPIX)インデックスファンド
- 米国個別株
- その他(REIT・アクティブファンド・米ドルなど)
投資リターン公開
投資リターンは+27.3%で、先月より-5%、金額にして100万ほどのマイナスです。
円安ドル高が進んでおり、株価の下落率と比較すると、総資産やリターンの下落率は小さくなっています。
今年は本当に株価の乱高下が激しいですね。
株価は自分ではコントロールできないものなので、一喜一憂せず、入金力アップなど「自分でコントロールできること」に注力します。
資産内訳
- 投資信託・個別株・外貨など
- 確定拠出年金やストックオプションは別で管理しているため含んでいない
FIREに重要な「貯蓄率」
インデックス投資で資産を増やすために1番重視しているポイントは「貯蓄率」です。
貯蓄率アップをするためには家計の把握が重要です。よくわからない出費がある方はまず家計を把握するだけでも十分に効果がありますよ。
家計簿をまとめる方法や、固定費を下げるために工夫していることなどを、毎月の家計簿記事でまとめていますので合わせて参考にしていただけるとうれしいです。
▶︎▶︎▶︎【関連記事】モリタ家の家計簿公開(カテゴリ)
FIREの重要指標【貯蓄率】
毎月の貯蓄率の目標は50%としています。
ただ4月半ばまで妻が育休を取得し収入が減っているため、ある程度の上下は許容することにしています。
2022年4月の家計の貯蓄率
貯蓄率の推移
収入と支出の推移
目標「1億円でFIRE」に向けた今後の展望
目標としている資産1億円まで、今後の展望についてまとめます。
1億円の目標までの残り金額:5,520万円
株価下落で1歩後退し、目標の1億円まで残り約5,500万円になりました。。
引き続き、「(収入ー支出)+(資産額×運用利回り)」という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
純金融資産と貯蓄率の推移
※育休中の家計収支はプロットしていません
【グラフ備考】
- 家計収支 = 収入 ー 支出
- 純金融資産= 金融資産の合計額 ー 負債
FIREメーター「6年8ヶ月」
目標の1億円まで残り6年8ヶ月で達成の見込みとなっています。
総資産減少により1歩後退です。でもやはり、円安の影響で株価の下落率に比べると影響が小さいです。
「1億円」達成までの残り期間
シミュレーションに使用している数字
- 初期投資額 = 現時点でのリスク金融資産の合計(投資信託・個別株など)
- 目標の資産額 = 1億円から日本円貯金を引いた金額
- 毎月の積立金 = 40万円
2022年4月の投資実績を振り返って
今月は主に米国株の株価下落をうけて、3月末に過去最高を記録した資産額は再び減少へと転じました。
しかし、円安・ドル高が進んでいる影響で株価の下落率と比較すると資産額の減少は少なくなりました。
資産が減らないのはうれしいことですが、経済全体を考えると円安が進みすぎるのも良くないので、引き続き状況をウォッチしていきます。
とはいえ、為替も株価も自分ではコントロールできません。
あまり気にしすぎず、入金力アップや支出の見直しなど自分でできることを行いつつ、淡々と積立を続けていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました!