FIREを本気で目指す30代会社員夫婦の資産運用実績を月次で公開しています。
今年は年明けから株価の上下が激しいですね。加えて円安が進んでいる影響も気になるところです。
投資実績にはどのような影響があったでしょうか。それでは今月も振り返っていきましょう。
今月のサマリー
- 目標:1億円を貯めてFIRE(現在6年目)
- 今月の新規買付:90万円
- 金融資産の総額:4,600万円(1億円まで残り5,400万円 )
- 資産推移:前月比「8.9%」, 昨年同期比「+28.5%」
- 1億円達成まで(見込み):6年8ヶ月
【30代・4人家族】目標は1億円貯めてFIRE
最初にモリタ家の基礎情報です。子育てに奔走している普通の30代会社員夫婦です。
2人ともIT企業でフルタイム勤務しています。夫は半年間の育休から職場復帰し、妻は3月まで育休取得中です。
モリタ家の基礎情報 | |
家族構成 | 4人家族(夫・妻とも30代半ば、3歳の娘と0歳の息子) |
仕事 | フルタイムの共働き会社員 |
現在の仕事状況 | 育休取得中(妻) |
世帯年収 | 約1500万 |
住居 | 福岡市内の3LDK賃貸(東京からの移住3年目) |
車 | なし |
目標「資産1億円FIRE」までの道のり
モリタ家の投資の目標は、「15年で1億円の金融資産を形成してFIRE」することです。
15年間で1億円の資産を形成するために、「毎月約40万円の積立を・複利5%で運用」という計画で資産運用をしています。
40万円は大変な金額ですが、捻出できるようにキャリアアップと家計のコントロールをしています。
1億円までの投資プラン
- 15年間
- 毎月40万円積立
- リターン5%
投資のポートフォリオは米国・先進国・全世界株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンを積極的な「5%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより現実的に目標を達成できるラインで設定しました。株式が大半を占める攻めのポートフォリオですが、会社員で安定した収入が見込めるため積極的にリスクを取っていきます。
投資目標
2022年3月のマーケットニュースと新規買付額
3月のマーケットニュースと新規買付額を振り返ります。
2022年3月のマーケット情報
2月の主要国の株式市場は、月半ばにかけて下落したものの、月末にかけて反発し上昇しました。
アメリカでは、長期金利が大きく上昇したもののFRBが利上げを実施し、引き締めを積極的に進める見方を示したことで金融政策への不透明感が和らいで、3カ月ぶりに反発しました。欧州市場では、ロシアのウクライナ侵攻に伴い大きく調整しましたが、米国株式市場の反発を受けて持ち直しました。
日本市場は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格高騰により景気減速懸念は強いものの、アメリカ株式市場の反発や円安の進行をうけ上昇しました。
マーケット情報(2022年3月末 時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 27,821 | 4.9% | -5.1% |
TOPIX | 1,946 | 3.2% | -4.1% |
S&P500 | 4,530 | 3.6% | -5.5% |
FTSE100 | 7,516 | 0.1% | -0.1% |
USD/JPY | 121.7 | 5.8% | 5.5% |
EUR/JPY | 129.0 |
4.4% |
3.4% |
ビットコイン | 5,540,000 | 11.4% | -0.8% |
金(1トロイオンス) | 1,949 | 2.6% | 8.1% |
今月の新規買付:35万円
今月の新規買付対象:35万円
- 投資信託(インデックスファンド):「35円」※NISA枠、ジュニアNISA枠、クレカ積立利用
今月は一般NISA枠、ジュニアNISA枠、クレカ積立を利用を中心としたインデックスファンドの定期自動買付のみでした。
積極的な投資ができる理由は?
- 生活防衛資金が十分に確保できている(生活費1年以上)
- 家計の倹約(貯蓄率50%)
- 無借金(家・車など)
- 長期運用できる(子どもの大学入学まで15年以上)
資産運用の実績
今月は株価上昇や円安の影響で前月に比べ約370万のプラス。総資産が4500万を突破、過去最高額を記録しました。
資産と負債のグラフ(2022年3月末時点)
純金融資産の推移(2022年3月時点)
資産推移「前月比8.9%、昨年比+28.5%」
資産増加の推移(2022年3月時点)
資産ポートフォリオ
ポートフォリオは昨年、一括投資戦略に変更してから大きな変化はありません。
資産ポートフォリオ(2022年3月末時点)
【投資商品の主な構成】
- 米国株(S&P500・全米)インデックスファンド
- 全世界株インデックスファンド
- 日本株(日経225・TOPIX)インデックスファンド
- 米国個別株
- その他(REIT・アクティブファンド・米ドルなど)
投資リターン公開
投資リターンは+27.3%で、先月より約10%、金額にして370万ほどのプラスです。
1月・2月にあわせて200万ほど新規買付をしており、その分が投資収益に反映されています。
とはいえ、株価は自分ではコントロールできないものなので、一喜一憂せず、入金力アップなど「自分でコントロールできること」に注力します。
資産内訳
- 投資信託・個別株・外貨など
- 確定拠出年金やストックオプションは別で管理しているため含んでいない
FIREに重要な「貯蓄率」
インデックス投資で資産を増やすために1番重視しているポイントは「貯蓄率」です。
貯蓄率アップをするためには家計の把握が重要です。よくわからない出費がある方はまず家計を把握するだけでも十分に効果がありますよ。
家計簿をまとめる方法や、固定費を下げるために工夫していることなどを、毎月の家計簿記事でまとめていますので合わせて参考にしていただけるとうれしいです。
▶︎▶︎▶︎【関連記事】モリタ家の家計簿公開(カテゴリ)
FIREの重要指標【貯蓄率】
毎月の貯蓄率の目標は50%としています。
ただ3月まで妻が育休取得中のため、ある程度の上下は許容する方針にしています。
2022年3月の家計の貯蓄率
貯蓄率の推移
収入と支出の推移
目標「1億円でFIRE」に向けた今後の展望
目標としている資産1億円まで、今後の展望についてまとめます。
1億円の目標までの残り金額:5,400万円
目標の1億円まで残り約5,400万円になりました。
今月は株高・円安の影響もあり総資産が過去最高額を記録しました。
ただ、今後も1月・2月のような下落相場もくるでしょう。あくまで長期的に資産を増やしていくことを目標としているので、通過点に過ぎません。
引き続き、「(収入ー支出)+(資産額×運用利回り)」という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
純金融資産と貯蓄率の推移
※育休中の家計収支はプロットしていません
【グラフ備考】
- 家計収支 = 収入 ー 支出
- 純金融資産= 金融資産の合計額 ー 負債
FIREメーター「6年8ヶ月」
目標の1億円まで残り6年8ヶ月で達成の見込みとなっています。
資産が増えたため、7ヶ月進みました。
「1億円」達成までの残り期間
シミュレーションに使用している数字
- 初期投資額 = 現時点でのリスク金融資産の合計(投資信託・個別株など)
- 目標の資産額 = 1億円から日本円貯金を引いた金額
- 毎月の積立金 = 40万円
2022年3月の投資実績を振り返って
今月は株高と円安の影響をうけて総資産が4500万を突破し、いよいよ準富裕層の背中が見えてきたかな、と感じています。
ですが今年は年初からマーケットは乱高下をしており、今後もどうなることやら・・・。
一時の上下に振り回されず、淡々と続けていきたいものです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!