今月のサマリー
- 目標:55歳までに夫婦で1億円を貯めてFIREする(現在30代半ば)
- 今月の新規買付:23万7,750円
- 金融資産の総額:約2660万円 ←4分の1達成!!
- 目標まで残り:約7340万円
- 目標達成まで(見込み):18年
こんにちは、モリタです。
2020年7月から、わが家の家計簿と投資実績を月次で公開しています。
本記事は2020年9月分の投資実績についてまとめたものです。
8月にわが家の金融資産が2500万円を突破し、目標「1億円」まで残り4分の3まで増えました。
つい7~8年前まで私はほぼ無一文でしたので、ここまで資産を増やすことができて本当にお金のことを真剣に考えるようになってよかったと実感しています。
資産運用だけでなく、まずは収入を上げること、次に支出を減らすことを心がけて行動しました。
その過程で転職もしましたし、東京から福岡への引っ越しもしましたが、今思えば試行錯誤しながら行動することが人生に活気を与えてくれるスパイスになっていると思います。
お金については、努力をすれば確実に結果がついてきますので、これからもブログでわが家の家計改善や投資のことについて発信していきます。
少しでも読んでくださる皆さまのお力になれたらうれしいです。
それでは、よろしくお願いします。
>>>関連記事:2020年9月モリタ家の家計簿
最初に、わが家の投資目標は1億円
投資の目標は純金融資産「1億円」を貯めて早期FIRE!!
わが家の投資の目標は、「55歳までに1億円の金融資産を形成してFIRE」することです。
30歳から投資を始めたので、55歳までの25年間で1億円を貯める計画です。
ちなみに25年間で1億円の資産を形成するために、わが家では「25年間コツコツと・毎月23万円弱の積立を・複利3%で運用」という目標で資産運用をしています。
わが家の1億円までの投資プラン
- 25年間コツコツと
- 毎月23万円を積立
- リターン3%で再投資
もちろん目標は1日も早く達成したいと思っていますので、この基本戦略とは別に、「①米国株グロース投資」、「②転職や独立による収入アップ」、「③副業」といった、「目標達成を前倒しするための3本の矢」も放っています。
3本とも少しずつ結果が出始めたところで、今後ますます力を入れていきたいと考えています。
投資や副業のことは引き続きこのブログで、また転職や独立による収入アップについては別で運営しているエンジニアのためのキャリアアップブログでご紹介していきます。
FIRE最強の早期リタイア術を購入【おすすめ本】
今月は、FIRE最強の早期リタイア術のKindle本を購入して読みました。
FIREとは何か?FIREに向けて筆者がやってきたことや考え方が赤裸々に語られている良書でした。
この本のいいところは、この本で語られていることを実践すれば誰でも真似ができることです。
筆者は夫婦で1億円を貯めてFIREしていますが、おなじことをやれば私たちでも1億円を貯めることが可能だと改めて自信がつきました。
再現性の高いノウハウが詰まっていますのでまだ読んでいない方は是非ご一読ください。
1億円までの投資シュミレーション
ポートフォリオは米国や先進国株式に連動したインデックスファンドがメインとなっており、積立期間中の平均リターンは堅実に「3%」で計算しています。
S&P500の過去20年のリターン実績は年利8%なので、コツコツ継続することにより確実に目標を達成できる現実的なラインで設定しています。
投資金額シュミレーション
2020年9月のマーケットニュースと投資実績
2020年9月のマーケット情報〜米国ハイテク株の暴落と日本株の一人勝ち〜
9月16日に菅内閣が発足しました。
菅内閣の支持率は9月21日時点の読売新聞の世論調査によると74%で、2001年の小泉内閣(87%)、2009年の鳩山内閣(75%)に次いで、歴代3番目の高さとなっています。
もう忘れてしまいましたが、鳩山内閣の支持率ってそんなに高かったのですね。
通常、就任直後は支持率が高くなりやすい傾向にありますので、今後の菅政権の動向に引き続き期待をしながらみていきたいと思います。
また、菅内閣は支持率が高い間に解散をするのではないかという一部の報道がありましたが、新型コロナウイルス対策に集中する意向を示しており今のところ衆院解散の空気を一蹴しています。
菅総理はコロナ対策以外にも、携帯料金値下げ要求に関する発言を行い、武田総務大臣とともにdocomo、KDDI、Softbankの3社へ料金プランの見直しを働きかけています。
マーケットはアベノミクス路線を踏襲する菅政権の意向もあり、日本のマーケット市場は落ち込むことなく堅調に推移しています。
一方で米国市場はNASDAQのハイテク株を中心に株価が低迷しており、日本株だけが一人勝ちする珍しい現象も起きています。
この辺りも新型コロナウイルスの影響が欧米で再び猛威を奮っている一方で、日本はGoToトラベルキャンペーンを行いながらも重症者数、死亡者数が結果的に低い水準に抑えられていることと関係しているのかもしれません。
良くも悪くもハイテク株はベータ値の高いGAFAMの動向に影響を受けやすい相場になっていますので、今後もグロース株の投資家としてNASDAQ市場に注目していきたいと思います。
直近では10月にアップルの新製品発表イベントなども控えており、5Gに対応した新型iPhoneが発表される予定です。その辺りのユーザの反応も楽しみにしたいと思います。
マーケット情報(2020年9月30日時点)
種類 | 指数 | 月間 | 年初来 |
日経225 | 23,185 | +0.2% | -0.1% |
TOPIX | 1,625 | +0.5% | -4.2% |
S&P500 | 3,363 | -3.9% | +3.2% |
FTSE100 | 5,866 | -1.6% | -22.9% |
USD/JPY | 105.45 | -0.4% | -3.0% |
EUR/JPY | 123.57 | -2.2% | +1.4% |
ビットコイン | 1,137292 | -8.1% | +45.7% |
金(1トロイオンス) | 1,895 | -4.2% | +24.6% |
今月の新規買付:23万7,750円
今月の新規買付対象
- 投資信託(インデックスファンド):定期買付
- ストックオプション:定期買付
- 確定拠出年金:定期買付
今月は「投資信託」と「ストックオプション(自社株)」と「確定拠出年金」に合計23万7,750円の投資をしています。
この3つについては全て定期自動買付の積立設定をしていますので、何もせずに勝手に買ってくれています。
これに加えて個別株を買うこともありますが、今月は新規購入を見送りました。
買付スタイル:基本は米国インデックスファンドの定期積立
わが家の「投資」節約ポイント
- NISAを満額利用(年間120万円)
- 楽天銀行と楽天証券の紐付け(マネーブリッジ)
- インデックスファンドの定期買付分はクレジットカード購入(ポイント付与)
- 確定拠出年金を利用(節税)
- ストックオプション(会社からの購入補助金あり)
証券口座は楽天証券をメインで利用しています。
楽天証券にNISAを紐づけて、毎月インデックスファンドを20万円ずつ自動購入する設定をしています。(ドルコスト平均法)
また、楽天証券は楽天銀行と紐づけることにより(楽天マネーブリッジ)、銀行の金利が0.1%(既存メガバンクの100倍)になりますのでおすすめです。
楽天証券は毎月5万円まで楽天クレジットカードで購入することができますので、こちらも設定しておきたいサービスです。
5万円使うと500円分の楽天ポイントが付与されて、それをさらに投資に回すことができます。
たかが500円ですが、30年間、複利3%で再投資すると約30万円になります。
30万円あれば1ヶ月早くFIREできますので、やらない理由はありませんね。塵も積もれば山となる。
利用している証券口座
株や投資信託の購入は手数料の安いネット証券を利用しています。
米国株やETF、インデックスファンドを購入する場合は、「楽天証券」、「SBI証券」、「マネックス証券」のいずれかがおすすめです。
私は3つとも開設していますが、メインは楽天証券を利用しています。
管理画面は使いやすく、楽天銀行との連携で0.1%の優遇金利が受けられることも楽天証券を気に入っている理由のひとつです。
米国株を取引できる証券口座の比較
(2020年8月時点) | 証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
取引銘柄数 | 普通株・ADR・ETF | 3,400以上 | 3,600以上 | 3,600以上 |
手数料 | 約定代金の0.45%、最低5米ドル-最大20米ドル | |||
注文方法 | 注文方法 | 指値、成行 | 指値、成行、逆指値 | 指値、成行、逆指値 |
取引単位 | 1株(1口) | 1株(1口) | 1株(1口) | |
決済通貨 | 日本円、米ドル | 日本円、米ドル | 米ドルのみ | |
取引口座 | 一般口座 | ○ | ○ | ○ |
特定口座 | ○ | ○ | ○ | |
NISA口座 | ○ | ○ | ○ | |
取引時間 | 【通常】23:00 – 06:00 【サマータイム】22:30 – 05:00 |
資産運用の実績
金融資産:約2,600万円(目標の4分の1達成!!)
2020年9月末の集計時点で、わが家の総資産は2,600万円を突破しています。
賃貸物件に住んでおり、車も所有していませんので長期負債(住宅ローン・カーローン)はありません。
わが家の総資産(2020年9月時点)
資産分類 | 資産価値(円換算) |
日本円貯金 | 15,697,492円 |
投資信託 | 7,742,860円 |
個別株 | 2,041,462円 |
確定拠出年金 | 1,326,227円 |
その他資産 | 63,392円 |
長期負債(住宅・カーローン) | 0円 |
短期負債(クレジットカード) | -185,221 |
資産合計 | 26,686,212円 |
資産と負債のグラフ(2020年9月時点)
資産ポートフォリオ
ポートフォリオは日本円貯金が約60%を占めておりキャッシュポジションが多めになっています。
1,500万円以上が貯金できており約5年の生活防衛資金は確保できているので、引き続き、キャッシュポジションを少しずつ減らしながら投資金額を増やしていく予定です。
目標「金融資産1億円」までの道のり
1億円の目標までの残り金額:7,350万円
ということで、目標の1億円まで残り約7,350万円となりました。
マーケットの低迷にも関わらず先月より資産が微増していますが、これは9月の家計の貯蓄率が50%を超えたことによる貢献が大きいです。
別途9月の家計ブログでも更新しますが、育休中の税金の関係で、保育園の保育料が2万円ほど下がったことで家計が楽になりました。
(収入ー支出)+(資産の運用利回り)という公式を意識して、すべての面で努力を続けていきたいです。
「1億円」達成までの期間〜残り18年〜
毎月23万円の積立をしていますので、このペースでいけば残り18年で目標の1億円を達成できる見込みです。
2020年9月時点の計算と変わっていません。
運用利回り3%で計算していますが、過度な期待はせずコツコツやっていくのみです。
「1億円」達成までの残り期間
備考:計算に使用している数字
- 初期投資額 = 現時点でのリスク金融資産の合計(投資信託・個別株など)
- 目標の資産額 = 1億円から現時点での日本円貯金を引いた金額
- 毎月の積立金 = 毎月定期購入しているリスク資産の合計
投資金(種銭)を確保する方法
投資にまわすお金(種銭)をなかなか確保できないご家庭も多いと思いますが、わが家では徹底した固定費のカットにより家計を抑える努力をしています。
家賃の見直し、格安SIM、電力自由化、不要な保険の解約、車の売却など、不要なコストは徹底的に見直しています。
わが家のリアルな家計簿と固定費カットのために行ったことを隠すことなく全て公開していますので、合わせて参考にしていただけると嬉しいです!
>>>関連記事:【共働き3人家族の家計大公開!】2020年9月モリタ家の家計簿
目標「1億円」達成を前倒しする戦略:3本の矢
このまま投資を続けていくことにより、あと18年で目標の1億円が達成できることがわかりましたが、正直まだかなり長い道のりに感じます。
できれば1日でも早く前倒しで達成したいと考えています。
そのために積立投資の他にも次の3つに取り組むことにしています。
目標を前倒し達成するための3本の矢
- 米国株グロース株投資
- 転職や独立による収入アップ
- 副業
①米国株グロース株投資
グロース株は、米国のハイテク(IT)セクションで成長を期待できる企業の株を購入しています。
主な銘柄選定の基準として、「今後成長が期待できるテクノロジーか?」、「実際に自分が使ってみてイケている製品/サービスと思えるか?」、「サブスクリプションモデルが確率しているか?」、「クラウドに対応できているか?」、「GAFAMに淘汰されにくいビジネスモデルか?」といったものを採用しています。
自分がIT分野で欧米の製品&サービスを取り扱っているからこそわかる情報を駆使して投資しています。
こちらの投資はハイリスクハイリターンを前提に挑戦しています。
>>>関連カテゴリー:成長が期待できる米国グロース株の分析
②転職や独立による収入アップ
私は27歳の時に作業療法士という病院でリハビリテーションをする専門職からIT業界へキャリアチェンジしました。
IT業界に入ってからは4年で2回転職カードを使い、400万円の年収アップに成功しています。
今後もエンジニアとして市場価値を上げて年収アップをできるようにスキルアップをしていきます。
場合によっては、外資系企業への転職に加えフリーランスや独立を検討しています。
収入アップができればそのぶん投資へお金を回せるようになり、目標達成を早めることが期待できますからね。
ITエンジニアの方で年収アップに興味のある方は、私が別で運営している「インフラエンジニアなう」も合わせてみていただけると嬉しいです。
>>>エンジニアのキャリアアップなら:インフラエンジニアなう
③副業
2020年の4月からITエンジニアの本業だけでなく、副業も本格的にはじめました。
副業は何をするかいろいろ考えましたが、まずはブログ(このページです!)からやってみることにしました。
まだ結果は全然出ていませんが、収入の柱をサラリーマンとしての1本だけでなく、副業からの事業収入も得られるように頑張っていきます。
ちなみにブログは妻も一緒に更新してくれています。資産運用も副業も夫婦で力を合わせて1日も早く目標を達成したいです。
2020年9月の投資実績を振り返って
9月のことを総括するこの記事を書いている時点ですでに10月に突入していますが、トランプ大統領のコロナウイルス感染が話題になり世界中で大きなニュースとなりました。
すでに復活をアピールして再び職務に戻っていますが、高齢なこともあり今後の体調面についても心配の声が上がっています。
11月に控えた大統領選挙の下馬評ではバイデン氏がより有利になっている情報が伝えられていますが、前回のヒラリー氏の件もあるので引き続き蓋を開けてみないとわからない状況です。
ヨーロッパではコロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言を発表する国が増えてきています。
コロナウイルス蔓延以降、北半球は初めての冬を迎えようとしています。
この記事を読んでくださっている皆さまも、引き続き体調管理を万全にしていただいて健康第一で頑張っていきましょう。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!